ホームレスになった“くそビッチ”のねーちゃんの半生

2014-04-17 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,382 / 提供 : ジャスミン / タグ : ビッチ ホームレス 波瀾万丈


 

あだ名『くそビッチ』のねーちゃんは、やっぱりくそビッチ

 

私にはくそビッチな友人がいる。

 

呼称も『くそビッチ』である。

 

もともと私だけが読んでいたのだが、いまや私の友達も彼女のことを『くそビッチちゃん』と呼ぶ。

 

ちなみに『くそビッチ』は私のことを『雌豚』と呼ぶので、どっちもどっちである。

 

さて。

 

血は争えないもので、くそビッチのねーちゃんもまた、そうとうな女である。

 

今回は、そんなスペシャルぶっとんでいるねーちゃんのお話。

 

父親似のくそビッチは、パパンにとてもかわいがられて育った。

 

ママンはそんなことはなかったのだが、パパンのそれはもうあからさまで、えこひいきなんてもんじゃなかった、とはくそビッチの本人談。

 

当然、ねーちゃんはスネた。

 

好き勝手生きて、親の金を湯水のように使い、ある日、勘当された。

 

そしてその直後から行方不明になり、携帯も解約し、誰も連絡がつかなくなった。

 

でも、今までも家族と距離を置いてきたねーちゃん、とくに捜索願も出されないまま2年ほどがすぎていった。

 

JESSIE

 

人間、ここまで堕ちるものかという現実!!

 

ある日、くそビッチが新宿に出かけたところ、あれ? 見覚えのある顔が……。

 

ねーちゃんだ!

 

ねーちゃんが新宿にいた!

 

しかも、ねーちゃんはル○ペンになっていた。

 

新宿駅の地下街で、段ボールハウスで寝ていたのである。

 

だがしかし、身なりはちゃんとしている。

 

髪もサラサラだし、化粧だってしている!!

 

ひとまずくそビッチは、予定を変更してねーちゃんを保護した。

 

家に連れ帰り事情をきく。

 

ねーちゃんの空白の2年間とは、風俗嬢になり、そこでシャワーを済ませ、その日稼いだお金はその日のうちにホストで使い切るという、人ってここまで墜ちるのか、と思うものであった。

 

ねーちゃんは、顔はめちゃくちゃかわいいのだが、その特殊な性格ゆえ、友達は見事にゼロ。そのため、頼れる友人もいなく、その日暮らしの綱渡り人生を邁進していたのだ。

 

両親はまだ健在ながら、頼られるのはなぜか妹のくそビッチだった。

 

そこからねーちゃんのくそビッチに対する依存生活が始まった……。

 

 

 




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