現役風俗嬢でプライベートでは完全レズビアンの月緒さんが思うコト

2015-06-03 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,901 / 提供 : 月緒 / タグ : カップル レズビアン 同性愛


 

JESSIE

 

私がバイセクシャルではなくレズビアンなわけ

 

こんにちは、初めまして月緒と申します。

 

東京の片隅で殿方を相手にする性風俗に勤めながら、こうして物を書いたりしています。他にしている事は、トークイベントやショーなどに出演したり、自分でイベントを行ったり出演したり…等々。

 

風俗嬢としての自分を軸として、ライター・ショーモデル・イベンターなど、幾つもの肩書きを持って様々な活動をしています。

 

そして、私を紹介する際に必ず付いてくる肩書きといいましょうか、通り名のような言葉があります。それは「現役風俗嬢でプライベートでは完全レズビアン」です。この一文の通り、男性の性欲を解放する仕事についていますが、恋愛感情を覚えるのは女性だけなんです。愛する対象が女性でありながら男性と密な接触をする風俗嬢であるのは、レズビアンの中でも異質らしくて同性愛者でない、バイセクシャルだと頻繁に言われます。

 

ですが、風俗嬢という仕事においての肉体の接触と、何も偽らない心が欲して求める物の違いは私の中にハッキリとあるので、誰に何を言われようと「私はレズビアン」だと名乗っています。

 

差別や偏見を受けながら……

 

人を想う、愛することに決まりなんかなくて、自然体でありたい。愛という人間として大事な部分まで偽りたくない。そんな気持ちで生きてきました。

 

だって、どこにも後ろめたいものはないから。

 

異性愛者からの差別。同性愛者からの偏見。両方からの視線を受ける度に考えます。差別も偏見も無い世の中なんかどこにも無いのだと。

 

今回、JESSIEからLGBT関連について書かせて頂ける機会を頂いて、尚更に考えるようになりました。

 

私という人間について、同性愛について、両性愛者について、性同一性障害について。

 

差別と偏見について。正直、風俗嬢である私が同性愛に触れていいのかとも思いました。けれど、風俗嬢で同性愛者の私であるからこそ、見える世界があるのかもしれない。やってみなきゃわからない。人一倍、好奇心旺盛ですので何事もチャレンジですね。

 

これから長いお付き合いになるかと思います。

 

こんな私と私の書くコラムを宜しくお願い致します。

 

 



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