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	<title>JESSIE &#187; Sumire</title>
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	<description>大人の女のラブメディア　～毎日ラブNEWSやコラムを配信中～</description>
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		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第53話＞</title>
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		<pubDate>Mon, 11 May 2015 11:00:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第53話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第52話より＞
「今でもそいつが好きなんだ？」
頷いた。
憎くて、そして、愛おしいハルくん。
自分自身でハルくんを壊したことで、自分の中にハルくんを永遠に閉じ込めてしまった。
ハルくんは今でもわたしの真ん中を真っ黒に満たしていて、他の誰かが入る隙間なんてない。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/52.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-336" alt="Rizu" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/52.jpg" width="300" height="400" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第53話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「なんか、よくわかんないけど。でも、あんたがやったのは全部、あんたが望んでしたことなんじゃないの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そうかもね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>17歳のわたしが、普通で平和で穏やかな日常を捨ててまで、欲しかったもの。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは、生きてる、という実感。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>周りからいつのまにか貼られてしまったいい子のラベルをかなぐり捨て、自由に生きることだ。でも……。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「自由って、孤独ね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ばーか。そんなの当たり前でしょーが。みんな自由だし、みんな孤独なんだよ。まさか、人を殺したからって自分が特別だとか思ってんじゃないでしょうね。あんたが何を背負ってたって、特別じゃないよ。誰だってそんな裏切られ方したら、殺したくなるほど腹立つに決まってるでしょ。そこで本当に殺しちゃうかどうかって、ひょっとしたら紙きれ一枚ぐらいの違いかもしんないじゃん。あんたはあんたが思ってるより、普通のヤツだよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いつもの憎まれ口が、睨みつける丸い目が、今は少しだけ温かい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしはあの頃と何も変わっていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大人として上手に生きる術を身に着けただけで、わたしの本質はハルくんを刺したあの時のまま。わたしを恐ろしい罪に駆り立てたあの怪物は、今もわたしの中に潜んでいる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでも素顔の自分と、怪物を飼っている自分と、目を背けないでいてくれる人が、一人でもいたら……。たとえばそれが、彼氏とかじゃなくても……。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ありがとう、雨音さん」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「やめてよ、気持ち悪い」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>雨音さんが照れたように顔を背けた。盛大に吐き出されるタバコの煙に我慢できなくなって、短く咳をした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第52話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7909</link>
		<comments>https://jessie.world/novel/7909#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 10 May 2015 11:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第52話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第51話より＞
「少年法があっても、インターネットで本名も顔写真も出回っちゃうんだもの。昼間の世界で生きていくのは、無理だと思った。いくら10年たってるとはいえ、どこでバレるかわからないじゃない？」 
「うららにあんなに干渉したのは、そういう経験があったから？」
「そうね。ただ、いい人ぶってたわけじゃないのよ」
]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_28.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-645" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_28.jpg" width="400" height="265" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第52話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「たしかにあの時あの瞬間、すべてを失ってもいいと思った。その通りすべてを失って、でも、ハルくんは戻ってこなかった……。恵まれてたのに、友だちにも家族にも。恋なんてしなくても、十分なくらい。わかってなかったわけじゃないのに。バカよね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そう？　そういうもんじゃないの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>白い煙を吐き出し、雨音さんが言う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>雨音さんが吸っている煙草はラッキーストライク。ハルくんのジーンズの後ろポケットにいつも入ってたのと、同じ銘柄だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あたしは、家族とか普通の生活とか、そういうものがよくわかないんだけど。ただ、この業界それなりに長いから、あんたに似た人はよく見るよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ちょっと極端過ぎる例じゃない？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「まぁね。あんた、その男刺したこと、後悔してないでしょ？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「してないよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どれだけ後ろ指を刺されたってすべてを失ったって、わたしはわたしのしたことを決して後悔しない。たしかにわたしがハルくんを殺したことで悲しんだ人はいて、その人たちには心から申し訳ないと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でも、ハルくん自身には、ちっとも悪いとは思わない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あの人がわたしを弄ばなければ、もっと違う生き方ができたはずだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とはいえ、罪は罪なのであって……。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「雨音さん。わたしが犯した罪って、何年も世間と隔離されたり、大事な人たちとの繋がりを失ったり、みんなに責められたりすることじゃチャラにできないの。初めての本気の恋をあんな形で終わらせちゃったから、死ぬまで他の人を好きになれないかもしれない」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「今でもそいつが好きなんだ？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>頷いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>憎くて、そして、愛おしいハルくん。自分自身でハルくんを壊したことで、自分の中にハルくんを永遠に閉じ込めてしまった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんは今でもわたしの真ん中を真っ黒に満たしていて、他の誰かが入る隙間なんてない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第51話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7904</link>
		<comments>https://jessie.world/novel/7904#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 09 May 2015 11:00:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第51話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第50話より＞
くるり。包丁の向きを変える。
大好きだった背中に飛びつく代わりに、包丁を突き立てた。 
刃がぶすりと埋まる。
あっけない。
ハルくんが痛みで叫び声を上げ、振り返る。
人間の喉から出たなんて信じられないような、まさに断末魔の獣の声だった。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2014/01/image.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-1073" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2014/01/image.jpg" width="458" height="300" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第51話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&lt;2014年　すみれ&gt;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大人になって施設を出て、女の子だって煙草を吸うのが当たり前な夜の世界へ戻ってきて、何年も経つ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>けど未だに煙草が苦手で、畳2枚分ぐらいの狭い喫煙室の中は入った途端に眩暈がした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でも雨音さんとわたしが2人きりでちゃんと語り合える場所は、今はここしかない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>壁の向こうには雨音さんに睨まれ、すっかりビビってしまったみひろちゃんたちがひそひそしゃべっている気配がする。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「で、どうなったの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>10年前のことを話している間、一度も眉をひそめたり顔色を変えたりしなかった雨音さんが、言う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この人は過去にどんな経験をしてきたんだろう。わたしの壮絶な過去が明らかになったところで、まったく驚いた様子を見せない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「お嬢様高校に通う真面目な女の子がむごい事件を起こしたからって、すごい大きく報道されたらしくて……。わたしはよく知らないけど。世間と完全に隔離されてたし」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あんまりニュースとか見ないから、あたしもあんま知らない。聞いたことはあるよ。でも未成年だったんだし、数年で出られたんでしょ？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「うん、だいぶ長い間女子少年院にいた。でもそんな事件を起こしたんだもの、罪を償ったからって、元通りってわけにはいかないよね。親との関係は壊れて、友だちも全部なくした。家族ごと隣の県に引っ越して、わたしも地元にはいれなかった。それで家出同然で東京に出てきて、夜の世界ってわけ。親とは一度も連絡取ってない」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なんてことない話のように、雨音さんがふぅん、と鼻を鳴らす。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>冷たい態度のおかげで、かえって話しやすい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「少年法があっても、インターネットで本名も顔写真も出回っちゃうんだもの。昼間の世界で生きていくのは、無理だと思った。いくら10年たってるとはいえ、どこでバレるかわからないじゃない？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「うららにあんなに干渉したのは、そういう経験があったから？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そうね。ただ、いい人ぶってたわけじゃないのよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>彼氏のことを語るうららちゃんは、懐かしい目をしていた。10年前のあの、たしかに幸せだった日々、鏡に映った目と同じ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>うららちゃんを救うことは、あの頃の自分を救うことだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第50話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7897</link>
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		<pubDate>Fri, 08 May 2015 11:00:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第50話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第49話より＞
リビングに戻ってハルくんの目の前で包丁を自分の喉元に突き付けると、冷めた瞳が一気に広がった。
脅しじゃない。繋ぎ止めるための演技じゃない。
本気だった。
「ちょ、何興奮してんだよ、落ち着けって」
「落ち着いてる」
「どこが落ち着いてんだよ！　何考えてんだよ！　下ろせよそれ」
 「いや。わたし、ここで死ぬ」]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/16.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-145" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/16.jpg" width="400" height="265" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>＜第50話＞</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「死にたきゃ死ねよ。お前みたいなブスがどうなろうと、別に構わねぇからさ。がっかりしたか？　止めてくれるとか思った？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「死んだら教えてくれ。この部屋俺の名義じゃねーし。会社のヤツがてきとーに処分してくれるからさ。すげぇだろ、裏社会。て、死んだら教えられねぇか。ははは」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>終わりに「あー、煙草吸いてー」と付け加え、ベランダの窓を開ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それがハルくんの最後の言葉になった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>くるり。包丁の向きを変える。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大好きだった背中に飛びつく代わりに、包丁を突き立てた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>刃がぶすりと埋まる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あっけない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんが痛みで叫び声を上げ、振り返る。人間の喉から出たなんて信じられないような、まさに断末魔の獣の声だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あぁ、ハルくん、やっとわたしを見てくれたね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>恐怖と驚きと痛みで血走った目を見返しながら、今度は胸に突き刺した。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>何のためらいもなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>またぎゃああ、と悲鳴が上がる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただならぬ叫び声を聞きつけた近所の人が警察を呼び、背後から取り押さえられるまで、わたしはハルくんのいたるところを刺し続けた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あれほど愛したきれいな顔を、自らの手で壊した。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たくさんたくさん、キスして抱きしめてくれた体が、たちまち真っ赤な肉の塊に変わっていく。返り血と涙で視界が赤く歪んでいった。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第49話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7887</link>
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		<pubDate>Thu, 07 May 2015 11:00:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第49話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第48話より＞
「ブスはそういう生き方しかできねーんだよ。ま、早いうちにわかってよかったよな」
「……ッ!!」
声にならない声が出て、踵を返してキッチンに入った。
流しの隣の洗いものが入っている籠から包丁を引っ張り出す]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/4.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-247" alt="風俗嬢の恋" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/4.jpg" width="400" height="266" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第49話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>リビングに戻ってハルくんの目の前で包丁を自分の喉元に突き付けると、冷めた瞳が一気に広がった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>両手ががたがたして、歯の根が合わない。あっという間に手のひらから汗がじわじわ溢れて、手首を伝う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>脅しじゃない。繋ぎ止めるための演技じゃない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>本気だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ちょ、何興奮してんだよ、落ち着けって」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「落ち着いてる」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どこが落ち着いてんだよ！　何考えてんだよ！　下ろせよそれ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「いや。わたし、ここで死ぬ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんに出会ってハルくんと交わって、初めて生きていることを実感できた。もうハルくんのいない日々なんて考えられないし、ハルくんがいなかった頃に戻るなんて絶対嫌だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それなら死んだほうがマシだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「冷静になれよ！　どーすんだよ、こんなことで死んで。絶対後悔するぞ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「死んだら後悔も何もないじゃない。わたしはハルくんが好きなの。ハルくんしか見えないの。ハルくんがすべてなの。ハルくんと一緒にいられないなら、生きる意味なんてない」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしの世界はだいぶ前から、ハルくん一色で塗りつぶされていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さっちーやのりちゃんと笑って過ごす時間も、家族と過ごすウザいほど平和な日常も、好きな音楽や本や芸能人も、みんなどうでもよくなった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんが戻ってきてくれると言うなら、喜んでハルくん以外のすべてを手放すのに。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「マジかよ。あーわかったもう、勝手にしろ。めんどくせーわ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんがのろのろと立ち上がりわたしに背を向ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>面倒くさい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしの存在はハルくんにとって、その一言で片づけられてしまうものだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第48話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7879</link>
		<comments>https://jessie.world/novel/7879#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 06 May 2015 11:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第48話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第47話より＞
こんなの、浮気よりはるかにひどい。桃花たちのせいで、もしかして貢がされてるのかも、とは思った。
でも後ろに組織がついてることまでは考えもしない。
つまり、ハルくんがわたしと付き合ったのは、わたしに利用価値があるからで、
そもそもハルくんはわたしのことなんて好きでもなんでもなかった？]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_441.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-871" alt="2_44" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_441.jpg" width="265" height="400" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第48話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「なんで、こんなことしたの……？　どうしてそんなひどいことできるの……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>返事の代わりにまた深いため息が出る。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お願い、いつものハルくんに戻って。今の全部、嘘だって言って。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな願いを込めてわたしはハルくんに取りすがり、腕を握る。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ねぇ、嘘なんでしょう？　今松木さんが言ったこと、全部嘘だよね!?　嘘って言って!?」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……嘘じゃねーよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どうして!?　どうしてよぉ!!　ハルくんのこと信じてたのに。大好きだったのにっ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「うるせーよ!!」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>乱暴に腕を振り払われる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしが触ったところを汚いものがついたみたいに払う仕草をするきれいな顔は、まるで知らない誰かのよう。たしかに前から口の悪いところがあるとは思ってたけど、ハルくんの黒い部分がわたしに向けられるなんて、今の今までありえなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「信じてただの、大好きだだだの、そんなのお前の勝手だろ？　誰が好きになってくれって頼んだ？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そんな……。ひどい」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひどいも何も、これが俺の仕事だし。お前、ウザかったよ。愛が重かったわマジで」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは現実なのか、悪い夢を見てるんじゃないのか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>容赦ない言葉に全身が震えだす。耳はそれでもしっかり働いて、聞きたくない言葉を拾ってしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「もうすぐ別の女ここ来るのに、離れたくないとか言ってまとわりついて。マジ、ありえねーわ。もうちょっとかわいけりゃサマになるんだけど、お前じゃ無理。ウザいだけ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そんな……。そんなにわたし、ブス……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ブスだね。雰囲気暗いし重たいし。デートクラブでも全然、指名なかったんだって？　松木から聞いたよ。しょーがねよーな、その程度の顔じゃ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>またため息。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この人はわたしを弄んだばかりか、ちゃんと向き合うことさえ面倒くさがっている。わたしの存在はカードがなくてもお金を引き出せるATMみたいなもので、人間扱いされていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「お前、真面目に予備校行けよ。勉強しろよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ブスはそういう生き方しかできねーんだよ。ま、早いうちにわかってよかったよな」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……ッ!!」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>声にならない声が出て、踵を返してキッチンに入った。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>流しの隣の洗いものが入っている籠から包丁を引っ張り出す。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第47話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7874</link>
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		<pubDate>Tue, 05 May 2015 11:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第47話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第46話より＞
「ハルの仕事は女の子を捕まえてはキャバクラなり風俗なり、夜の世界へ送り込むこと。その売上は上に入る」
「上？」
「会社だよ、会社。もちろん君が想像しているような会社とは全然違うけど。組織的なポン引きってやつだな」 
「ポン引き……？」]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/17.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-447" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/17.jpg" width="266" height="400" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第47話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんなの、浮気よりはるかにひどい。桃花たちのせいで、もしかして貢がされてるのかも、とは思った。でも後ろに組織がついてることまでは考えもしない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つまり、ハルくんがわたしと付き合ったのは、わたしに利用価値があるからで、そもそもハルくんはわたしのことなんて好きでもなんでもなかった？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>信じていたものが、わたしを支えていたものが、砂のお城みたいにボロボロあっけなく崩れていく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「セクキャバで君のことスカウトしたのも、もちろんハルは最初から知ってたんだよ。だってほら、君みたいな普通の子がいきなり風俗じゃ、ハードル高過ぎだろ？　まずはセクキャバでオヤジに触られたりキスされたりするのに慣らして、それから風俗ってわけ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「妹のことも、嘘なの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「妹？　キャハハ、お前そんなウソついてたのかよー！　バレバレじゃん」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>松木さんが心からおかしそうに笑う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この人はわたしがハルくんを真剣に好きなことも、そのためならなんでもする決意があったことも、バカにしきっている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「誰のこと言ってるのかわかんねーけど、今ハルの彼女は6人もいるよ。あ、君がクビになったから、5人か」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「嘘……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「じゃ、俺はこれで。あとは2人でゆっくり、別れ話でもしてな。あと君、もう変な男に引っかかるなよー。どうせ君程度の顔じゃ大して稼げないんだからさ。真面目ちゃんは真面目ちゃんらしく、勉強でもしてるんだな」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>松木さんがひらひら手を振って部屋を出て行く。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>はあぁ、とハルくんが深いため息をついてソファーに腰を落とす。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>呆然としているわたしと目が合うと、またため息をこぼす。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参ったなぁ、って顔。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一度氷点下まで冷えたハルくんの瞳は、二度と温度を取り戻すことはない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「なんで……どうして……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんは答えない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いや、今目の前にいるハルくんはもう、わたしが好きだったハルくんじゃない。大好きだった、愛してくれた、優しいハルくんは、世界のどこにもいない。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第46話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7868</link>
		<comments>https://jessie.world/novel/7868#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 04 May 2015 11:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第46話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第45話より＞
ガタン、という音がもみ合うわたしたちの動きを止める。
「松木、さん……？」
「おぅ、久しぶり」
松木さんがわたしに向かって手のひらを上げると、部屋じゅうに漂っていたペパーミントの香りがいっそう強く鼻腔に流れ込んでくる。
そういえば、キャバクラで会った時も松木さん、この香りをつけてたっけ。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_67.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-617" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_67.jpg" width="266" height="400" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第46話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ねぇ、ハルくんこれ、どういうことなの？　なんで松木さんがハルくんの家にいるの？　2人、知り合いだったの？　松木さんをこんなところに隠すなんて、2人が知り合いだってことをそんなに秘密にしたかったの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「えーとな、園香、これは……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ハル。そのブス、もう解放してやれよ。こうなっちゃ言い訳できねーよ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ブス、というのが自分を差しているのだと理解するのに、数秒かかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なんだよ、とハルくんが目を吊り上げる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「なんだよ！　お前が余計なことすっから言い訳できなくなったんじゃん」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どっちみちそのブス、もうお払い箱だよ。稼げねーんだもん。もっといい女見つけてこようぜ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ま、それもそうか」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「いったいどういうことなの、ハルく……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>10センチ以上高いところにある整った顔を見上げて、凍り付く。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしに向けられる視線はぞっとするほど冷たい。いつも優しく温かく、宝物を見つめるようだった切れ長の瞳が、今はゴミでも見ているみたいだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「こいつはね、社長の親なんかいないの。そもそも大学生ですらねーし」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>松木さんが面倒くさそうに言った。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんと同じく、松木さんもわたしへの態度をコロッと変えてしまった。キャバクラでデートクラブの話を持ち出してきた時のような、年頃の女の子に対する丁寧さがきれいさっぱり消えている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ハルの仕事は女の子を捕まえてはキャバクラなり風俗なり、夜の世界へ送り込むこと。その売上は上に入る」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「上？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「会社だよ、会社。もちろん君が想像しているような会社とは全然違うけど。組織的なポン引きってやつだな」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ポン引き……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あー君、真面目そーだもんな。ポン引きも知らねーか。要は、アレだよ。世の中には女の好意を利用して、実家が大変だとか病気だとか、適当な理由つけて夜の仕事をさせて貢がせる、そういう男がいるわけよ。ど、勉強になった？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>完全に見下した口調で言われて、言葉が出てこなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第45話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7859</link>
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		<pubDate>Sun, 03 May 2015 11:00:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第45話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第44話より＞
キッチンの中からハルくんが聞く。
この人は浮気しておいて何とも思ってないんだろうか。
返事をしながら、ハルくんに見えてないのをいいことにこっそり2つのマグカップに触れる。
どちらも温かく、さっきまで飲まれていたことを示している。
ひょっとして、このカフェオレを飲んでいた人はまだこの家の中にいるんじゃないだろうか。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_491.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-713" alt="JESSIE" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/12/2_491.jpg" width="400" height="265" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>＜第45話＞</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たまらなくなって、次々とハルくんを追い詰める言葉が飛び出す。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「それに、何なのこの匂い」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「匂い？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「トボけないで！　この香水の匂い、いつもハルくんがつけてるのと違うじゃない」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あぁ。変えたんだ、香水」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「いつまでごまかす気!?」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>怒りと悔しさと悲しさと、まだ見ぬ浮気相手への嫉妬と、いろんな感情がいっぺんに突き上げてくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どうして、どうして、どうしてどうしてどうして。あんなに好きだって言ってくれたのは嘘だったっていうの？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>呆然としているハルくんに背を向け、締め切っているカーテンを乱暴に開けた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>窓の外に目をこらす。一人暮らしの男の子のベランダは洗濯ものが風に揺れ、自転車の部品らしきものが転がっているだけで、女の子の姿はない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>続いてクローゼットに駆け寄ろうとするとハルくんに両手を掴まれ、取り押さえられた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「離して！」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「落ち着けよ、園香」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「これが落ち着いていられる!?　今この家のどこかに女の子がいるんでしょう」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そんなのいねぇって」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「じゃあこの腕を離してよ！　今すぐクローゼットからトイレからお風呂から全部開けて確かめるんだから!!」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「落ち着けって」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ガタン、という音がもみ合うわたしたちの動きを止める。2人同時に振り返るとクローゼットの扉が開いて、中から女の子よりもとんでもない顔が現れた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「松木、さん……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「おぅ、久しぶり」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>松木さんがわたしに向かって手のひらを上げると、部屋じゅうに漂っていたペパーミントの香りがいっそう強く鼻腔に流れ込んでくる。そういえば、キャバクラで会った時も松木さん、この香りをつけてたっけ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「なんで出てくるんだよ!」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ハルくんが気色ばむ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしは意味がわからない。まだ女の子だったら、納得がいった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でもどうしてここに松木さんがいるのか。そしてハルくんはなんで松木さんの存在を隠そうとするのか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第44話＞</title>
		<link>https://jessie.world/novel/7850</link>
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		<pubDate>Sat, 02 May 2015 11:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[櫻井千姫]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ノベル]]></category>
		<category><![CDATA[Sumire]]></category>
		<category><![CDATA[泡のように消えていく…]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>

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		<description><![CDATA[【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第44話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
　
＜第43話より＞
「上がって大丈夫？」 
「もちろん。今日園香来ると思ってないから掃除してねーけど、我慢してな」
掃除してないと言う割に、家はきちんと片付いていた。
一見いつもと変わらない、馴染みある部屋の光景だった。
 でも、気づいてしまった。
 ガラステーブルの上に置かれた2つのマグカップ。
中にはカフェオレがそれぞれ2/3くらいまで入っている。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/1.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-312" alt="リング" src="https://jessie.world/wp-content/uploads/2013/11/1.jpg" width="400" height="300" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜第44話＞</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong></strong>「コーヒーでいい？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>キッチンの中からハルくんが聞く。緊張とか焦りとかがまったく感じられない声が、かえって疑いを膨らませる。この人は浮気しておいて何とも思ってないんだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「いいよ。ありがとう」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>返事をしながら、ハルくんに見えてないのをいいことにこっそり2つのマグカップに触れる。どちらも温かく、さっきまで飲まれていたことを示している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ひょっとして、このカフェオレを飲んでいた人はまだこの家の中にいるんじゃないだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>隣の部屋に、クローゼットに、もしかしてトイレやお風呂場に？　息をひそめて、何も知らないわたしを嘲笑ってるんじゃないだろうか？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それに、さっきから鼻を刺激する香水の匂い。ペパーミントが混ざってるんだろう、清涼感のあるこの匂いはいつもハルくんがつけてるものとは違う。メンズものだけれど、今どきメンズ用の香水をつける女の子なんていくらでもいる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしの内心をまったく知らないハルくんが、3つめのマグカップを持ってくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「園香ー。できたよ、コーヒー」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「誰かいるの？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>え、とハルくんは笑顔のまま、口だけ疑問の形にした。どうしてもシラを切っている顔に見えてしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「この家の中に、わたしとハルくん以外、誰かいる？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「何言ってんだよ。もしかして園香、霊感でもある？　怖いこと言うなよ」</p>
<p>「ごまかさないで。幽霊はコーヒーなんて飲まないでしょう？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2つのマグカップを指差した瞬間、ハルくんの眉間がまずいな、というようにぴくりとした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ほんのわずかな動きだったけど、見逃さない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「2つともさっきまで俺が一人で飲んでたんだよ。よくあるだろ？　一杯カフェオレ作ってて、まだ飲みかけだけど、冷めちゃってもう一杯作ること」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「それなら飲みかけのコップにつぎ足すし、仮にハルくんの言うとおりだとしたっておかしい。2つとも、あったかかった」</p>
<p>今度ははっきりとハルくんの顔から表情が抜けた。それが答えだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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