高収入男性はどこにいる? 高スペック男性と出会う方法
バツなし未婚男性で年収1000万以上はほぼゼロという現実
結婚できないと嘆いている女性の深層心理を覗いてみると、やはり「ある程度の収入がある人と結婚したい。だが、そのような男性が身近にいない」というケースは少なくない。2013年9月に厚生労働省が発表した調査では、「15~39歳の独身女性の3人に1人(34.2%)が、専業主婦になりたいと希望している」とのことだ。だが、独身男性で「妻に専業主婦になってほしい」と考えている男性は、わずか19.3%。
また、この調査で、結婚相手に必要な手取りの月収を尋ねたところ「20万円以上30万円未満」が40.8%で最も多く、次いで「30万円以上40万円未満」が24.8%。つまり、ボーナスを含めると額面年収が400万以上欲しいと思っている女性がほとんどということになる。
だが、野村総合研究所の「生活者1万人アンケート(2009年)」からの算出によると、40歳未満のバツなし未婚男性の71.9%は年収400万以下なのである。ちなみに、年収1000万以上の男性の数だが、20代では0.1%、30代で0%、40代で0.3%。もはや奇跡的な数字なのである!!
でも、やっぱり高スペック男性と結婚したい!! という女性のために、その方法を結婚相談所アーク・ロイヤルを経営している大西加枝さんに聞いてみた。
結婚相手に求めるものは2つ程度にしぼるのが正解
「今の女性は結婚相手に求めるものが多い気がします。年収、趣味、友達、価値観、家事や子育てへの参加、休日の過ごし方……。それぞれを理想的にクリアする人を見つけるのは、正直、難しいと思います。昭和の時代では『亭主は稼いできてくれればそれでいい』という価値観が主流でした。今はそれでは古いと思われていますが、高収入男性と結婚したいなら、こういう考え方が実は正解。高収入に限らなくても、求めるものはせいぜい2つくらいがベストです。どうしても譲れないものをお互いに2つを持ち寄って、4つある生活でいいじゃないですか」
だが、それでも高収入男性と出会うのは非常に困難だ。
「今、周りに年収1000万円以上の人がいなければ、自分はそのレベルに達していないのだと、まず認めましょう。そして、そういう人と出会いたければ、そのレベルに自分がなるしかないのです。確率からいけば、1000人のうちトップ3の女性に入れるくらいに自分を上げていく。現代のカップルは、自分に似た人を選ぶのが主流。昔の映画のようなシンデレラストーリーはありません」
厳しい現実だが、イイ男を手に入れたいなら、まずは、自分をイイ男と同レベルに持ち上げるしかないようだ。
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