【ホテル案内】カップル使用もOKなオシャレシティホテル全国版＜その6＞

【マシオ（大島）】

一応、東京都内であるが、本土からは離れている。伊豆七島で一番大きくて近い離島だ。主な交通手段は、港区竹芝の港から2時間弱の高速船もしくは、深夜に出港する大型船で約6時間。本数は少ないが、飛行機も中型セスナが羽田から１往復、調布飛行場から小型セスナが数本飛んでいる。マニアックでおもしろげな乗り物に乗りたい人には大変オススメな島でもある。

さて、この島で唯一ラグジュアリーなハイクラスプチホテルがあるのだが、こちら非常に女子力をくすぐるのだ。

なんと、部屋がたった３部屋しかなくて、その割にはゆったりした貸し切り風呂があったりと、ロケーションが素晴らしいのだ。3部屋あるうちの２部屋はビューバスで、１番広い部屋はメゾネットになっており、最大５名で宿泊可能。

少し高台に建っている立地なので、窓を開けると虫がバンバン入ってくるというデメリットがあるが、山と海のテイストを両方味わえるのもいい。レストランラウンジからは、運がいいと初島や、熱海の花火大会の花火が良く見えるという。

しかし、素晴らしいのは眺めだけではない。特筆すべきは食事である。ディナーには金目鯛やとこぶしといった海の幸から、大島で取れた地野菜をふんだんに使ったフルコースが食べられるのだ。

朝食だって負けてない。お客さんの嗜好にいくらか合わせてくれつつ、新鮮食材を活かしたメニューが並ぶ。（暇な時期に行ったからリクエストに答えてくれたんだろうけど、納豆と果物が食べたいって言ったら出してくれた）

椿で有名な大島だが、隠れ名物を紹介したい。それは、箱根登山鉄道よりも見事な紫陽花ロード。三原山までのトレッキングだ。少し贅沢をしたいサブカル女子にオススメのホテルだ。熱海からも高速船が出ているので、熱海と大島に１泊ずつ泊るのも面白いだろう。