ラバーフェチ3人&フェチフェス主催者のフェチ座談会<第1回>

2015-01-16 22:00 配信 / 閲覧回数 : 2,843 / 提供 : JESSIE / タグ : フェチ フェチフェス 座談会


 

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フェチ業界の有名人たちが「フェチ」を語り尽くす!

昨今、市民権を得てきている“フェチ”。合コンや飲み会のような日常的な場でも、「私、眼鏡フェチなんだよね〜」「声フェチだから、男性の低い声に萌える!!」などというように、「このパーツが好き」という程度でもフェチという言葉をフツーに使ったりしてます。

 

表参道にファッション&フェティッシュをテーマにしたクラブの「SHAG(シャグ)」ができたこともあって、「フェチ」=「恰好いい」というニュアンスすら生まれているような……。

 

……でも、つい10年ほど前までは、フェチという言葉を発するのは、若干憚られるような雰囲気もあったはず。一体、どこでどう変わってしまったのでしょう? というわけで、フェチ業界のなかでも重鎮のフェチフェス主催者、佐藤サドさんと、最もマニアックなフェチと言われるラバーフェチの3人、TENTOKUさん、大谷ひろみさん、ラテさんに集まっていただきました。

 

佐藤「僕が主催しているフェチフェスには、若い女の子たちも多く参加しているのですが、まさに『フェチ』=『オシャレ』『恰好いいもの』『アート』という感覚なんです。特に某美大の子が多いですね。校風かな(笑)? そういう子たちは、80年代のサブカルなどを非常に好んでいるんですよね。彼女たちがまだ生まれていない時代のことを良く知っていて、僕らの年代と案外話があうんですよ。例えば、昔、『グレートハンティング』というドキュメンタリー映画では、ライオンンが人を食べるシーンがあったりしたんです」

 

らて「そうそう。今では考えられないような真に迫るドキュメンタリーがあった。『世界残酷物語』とかね」

 

佐藤「今はドキュメンタリーではできないから、フェイクで楽しんでいるんです。この間、『まいちゃんの日常』という氏賀Y太さん原作の映画の上映会をしたのですが、その際に赤根京ちゃんが幼児のパンツに血と精子がついているという作品を持ってきたんです。これはどういうことか想像していただければという感じなのですが、あくまでも疑似体験というかファンタジーとしてそういうことを楽しんでいるんですね。昔だったら女の子がそういうものをつくったりしないし、バッシングの対象になってしまう。でも、今はサブカルアイドルだと喜ばれるんですね

 

<参照>→『まいちゃんの日常』

 

らて「そうそう。僕も、80年代にこの世界に興味を持ちましたから。その後、『デパートメントH』などに行くようになり、どんどんのめり込んでいきました。ちなみに、デパートメントHのゴム大会は、毎回動員数が1番多いようです。昔は情報も少ないから試行錯誤です。あれでもない、これでもないと様々なことを試しながらラバーにいきついた感じです。ただ、ラバーに出会った瞬間、これだなと思いました」

 

……ということは、ラバーというものが、運命の恋人のような感じなのだろうか?

 

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Tentoku「色々な方がいますが、僕の場合は人間の男性、女性、そしてラバーという性別がある感じです。ラバーがあれば、それで性的な欲求は満足してしまうので、人間との性行為は必要ないんです」

 

なんと! ラバーがあれば人間いらずとは……。では、その、いわゆるセックスというものはしていないということになるのだろうか? というところから<次回>は書いていく。

 

【座談会参加者プロフィール】

佐藤サド

エロティックからアートまであらゆるフェティッシュを集めた祭典「フェチフェス」の主催者。ビデオメーカー「フェ血ス」代表。

2015年1月25日に「フェチフェス05」開催! 詳しくは公式サイトへ。

 

Tentoku

都内を中心に活動するラバーマニア。イベント、パーティー、メディア作品に数多く出演。自身でもサロンイベントを開催するなど幅広く活動している。その活動がNHKに取り上げられ話題に。海外のラバーマニア向け雑誌『HEAVY RUBBER MAGAZINE』に特集記事が掲載され、世界的にもその名を広めた。

Twitterアカウント→@tentokurubber

http://www.facebook.com/tentoku

 

大谷ひろみ

SMクラブ『ソドマニア』に所属している。ヘヴィラヴァリストで、日本では珍しいRubberPony(ゴム牝馬)をしている。

ブログ【大谷ひろみの『異常も日々続けば日常なり』2】

 

らて

latexcatsuitというアカウントでTwitterをしているヘビーラバー愛好家。ながきにわたりフェティシュ界に関わり続ける。自身で運営するfetish-style.infoはフェティッシュファッションの情報発信基地として、多くのフェティシストからの支持を得ている。フェティシュ界を支える重要な人物の一人。




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