痩せたい人、必見!! ストレッチが身体に与える5つの嬉しい効果とは!?<2>

2014-03-06 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,134 / 提供 : 名倉民子 / タグ : ストレッチ ダイエット 理学療法士 痩身


 

■1 免疫が活性化されることで、風邪をひきにくい体に

 

ストレッチをすると、硬くなった筋肉によって圧迫されていた血管が拡がることにより、ストレッチした部位の血流が改善。

 

血流が改善すると体温が上昇します。体温が上昇することにより、免疫が活性化され、風邪をひきにくい体を作ることができるのです。

 

免疫ってよく聞く言葉ですが、実際どのようなものなのでしょうか?

 

免疫とは、ウイルスや細菌から自分の体を守る、自己防衛的な機能のこと。言ってみれば、体の中の兵隊というところです。その隊員は誰かというと、血液の中にいる白血球という細胞。外敵が来ると、体の中で白血球は数を増やして戦います。

 

体温が上昇すると白血球が働きやすくなり、風邪をひきにくくなったり、炎症が起きにくくなったり。

 

逆に体温が下がると、感染しやすくなってしまいます。具体的には、体温が1度下がると、免疫は30~40%も低下するといわれています。

 

また、体温が上がると病原菌の増殖が抑制されます。

 

風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなど、感染性の病気って冬場に流行しますよね。これは、ウイルスが低い温度の環境で生息しやすいため。高い温度の環境ではウイルスは生きていけないのです。

 

風邪をひくと熱が出ますね。これは、白血球がウイルスと闘いやすい環境を体自身が作っているからなのです。

 

体に入ったウイルスは白血球と戦い、形を変えながら、脳の視床下部というところにある、体温調節を司る部位に達します。

 

この情報を得た脳が、全身に体温を上げるよう指令を出すと、体が震えたり、「寒い」と認識させられたりするのです。

 

体温が上昇する、というしくみになっています。ですから、最近では発熱したときにむやみに解熱剤を用いないほうが良いと考えられているんですね。

 

以上のようなことから、平常時の体温が上がることで、免疫が活性化され、風邪をひきにくい体になるのです。

 

ストレッチをすることで体温が上昇するということは科学的にも証明されている事実。パートナーにストレッチをしてあげて、風邪に負けない元気な体を作ってあげましょうね!

 

ブリトニー

 

■2 疲労回復効果

 

一日中デスクワークなどで疲弊した翌日、たっぷり寝たのに疲れが取れない、ということはありませんか?

 

運動不足による疲れには、寝て体力を回復させるより、適度に体を動かして休養をとることが推奨されているのです。これを、「アクティブレスト(活動的休息)」といいます。

 

脳や筋肉をたくさん使うと、体内では大量に酸素が消費されます。

 

デスクワークで頭をたくさん使って疲れているとき、脳は酸素不足になっている可能性があります。

 

脳が酸素不足になると、ボーっとして集中力が切れたり、作業効率が上がらなかったり。脳に限らず細胞が活性化するためには、酸素が必要不可欠なんです。

 

酸素は血液に乗って体の隅々にいきわたるので、血流をよくすることが酸素不足解消につながります。ストレッチで血流改善を促し、酸素をいきわたらせましょう!

 

また、アクティブレストは精神的な疲労にも有効と言われています。体を適度に動かすことで、脳内ではドーパミンが放出されます。

 

ドーパミンとは、神経から神経へ刺激を伝える、「神経伝達物質」。モチベーションを上げる物質といわれています。うつ病は脳内でドーパミンが放出されにくいことが原因と言われていることを考えると、その大切さがよくわかりますよね。

 

ストレッチをすることでモチベーションが上がったり、ポジティブになったり、嬉しい効果が見込めます。

 

今回、2つの効果をご紹介しました。

 

<次回>は、残りの3つをご紹介したいと思うので期待ください!

 

 

 

 




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