女の選択!恋人が家族の介護をしていたら、結婚をためらう?

2015-08-27 12:00 配信 / 閲覧回数 : 735 / 提供 : 東京独女スタイル / タグ : 介護 恋愛 結婚


 

介護は晩婚化を加速させる?

 

「交際中に自分が家族の介護をしていたら、恋人との結婚をためらうと思いますか?」という質問をしたところ、「そう思う」と答えた人は66%でした。

 

また、「交際中に恋人が家族の介護をしていたら、恋人との結婚をためらうと思いますか?」と聞くと、「そう思う」が57%。いずれの場合も結婚をためらう人が、そうでない人を上回るという結果に。

 

「介護」が、晩婚化に拍車を掛ける可能性は否めませんね。

 

【原文を読む】女の選択!恋人が家族の介護をしていたら、結婚をためらう?

 

JESSIE結婚

 

介護費用、「貯金なし」が約9割・・・「介護貧乏」予備軍が大多数!?

 

「自分の親の介護にかかる費用の総額」(単一回答)のイメージを聞いたところ、「見当がつかない」(44%)が半数弱を占めたものの、具体的な金額としては、「100万円~500万円未満」(22%)、「500万円~1,000万円未満」(11%)といった回答が多くなりました。

 

しかし、「自分の親の介護費用として、現在貯金をしていますか?」(単一回答)という質問に対しては、85%と約9割が「していない」と回答。「介護」には費用がかかると思っているにもかかわらず、ほとんどの人が自分では費用を準備できていないことが分かりました。これらの人は、介護費用の負担によって家計が圧迫される「介護貧乏」の予備軍とも言える状況にあり、近年社会問題となっている「介護破産」にもつながりかねないと考えられます。

 

 「介護休業」の実態は?

 

会社員(会社役員含む)を対象に、職場の「育児休業」と「介護休業」の実態についても調査を実施。

 

まず「自分の職場の育児休業/介護休業の事例の有無」を聞いたところ、「事例がある」という人は「育児休業」が61%だったのに対して、「介護休業」は23%と少数。

 

また、「自分の職場は育児休業/介護休業がとりやすい雰囲気だと思いますか?」という質問に、「そう思う」と答えた人は、「育児休業」が46%、「介護休業」が30%と、こちらも「介護休業」が「育児休業」を下回りました。

 

介護の責任がのしかかり、貯金もなく、会社も休めないという状況では、結婚が二の次になってしまうのは当然のこと。これからますます被介護者が増えるのを考えると、時代に合った制度が必要なのではないでしょうか。

 

 

文:東京独女スタイル

 

 

 



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