男子禁制!! 耽美すぎる女人だけの緊縛イベント「女縄宴楽」<3>
女性限定の緊縛ショー鑑賞+緊縛体験イベント「女縄宴楽」レポート第3弾
最終回である今回は、イベント後半の、希望者を対象にした緊縛体験+お茶会の様子をレポートします。
緊縛ショーが終わると、ムーディな雰囲気も少しずつ消えて、開始直後の和気藹々とした空気に。
モデルさんも縄酔いから醒めたところで、主宰で緊縛師の結月里奈さんが緊縛体験をしてみたい人はいないか、(かなり独特なアニメ声で)呼びかけます。
最初は探り合っていた参加者たちでしたが、ひとりの女性が名乗り出ました。
いきなり全身を縛るのは抵抗があるかも?
ということで、部分的……まずは腕だけを縛ります。体験された方は「腕だけでも『縛られた感』があるものですね」と驚いた様子。
続いてはもう少し本格的な縛りを。腕を後ろに回した「後手縛り」というスタンダードな体勢での縛りです。
そもそも日常生活でこんな体勢をとること自体、滅多にないんじゃないでしょうか。気分は江戸時代の罪人です。
完成したものに、さらにひと手間加えてみました。縛られた人も、それを眺めている人もニコニコしています。
世の中的にはアダルトだったりタブーだったりされていることなのに、じつにほんわかした空間になっています。これもまた女子力か。以前レポートしたフェチフェスを思い出しました。
最後は、結月さんがリリースしている緊縛DVDの紹介を。アダルト寄りの内容ですが、皆さん興味津々です。
こうして幕を閉じた「女縄宴楽」。緊縛する・されることに興味があるという女性の皆さんは、土曜日のお昼、ぜひ銀座に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
私個人としては、こういう類のことは「いけないことをしている」という感じなしでは楽しさが半減すると考えています。
極端なことをいえば、あまり大っぴらに開かれすぎないほうがいい、誰彼構わずわかってなんかほしくないと思うのですが、フェチフェスにしても今回の女縄宴楽にしても、そのあたりの「禁忌のさじ加減」とでもいうべきものが絶妙でした。
禁忌を禁忌だとわかっている者同士の、保守的ではあるけれど排他的ではない、突き抜けた連帯感のようなものがたいへん心地よかったです。
これまで性癖を誰にもいえず悩んでいたタイプの方は、こういったところに行けば何か開けるかもしれません。
写真:黒葛原由季
「女縄宴楽」毎月最終土曜日 13時~16時開催 ¥3,000(1ドリンク付き)※予約制
銀座モダンアート http://ginzamodernart.com/
結月里奈さん ブログ http://rinawa.blog.fc2.com/
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