ホテルのスイートルームで行うスワップパーティーに突撃ルポ!!　＜前編＞

タイムリーなお誘いに乗り、スワップパーティーに突撃!!

先日、久しぶりに、キャリア20年以上のＡＶ男優で元ライターのＫ氏から連絡があった。

約８年振りの再会で、さぞ感動的な想い出話しに浸れると思っていた。……が、そんなに甘くはない。

車で移動中もＫ氏は、

「本当に、女の裸とSEXが金になり難い時代になったなー」と、ややボヤキ気味。

ファミレスでお茶を飲んでいても、

「○○出版が潰れて、もう３年経つねえ。あのＡＶメーカーは吸収合併されてさ……」

と、世知辛い話ばかりだが、Ｋ氏には切羽詰まった空気はさほど無く、日当4万円の価格帯は保ちつつも（日当4～5万円が、従来の一流ＡＶ男優の相場である）、月に10日前後の出番で生計はなんとか立っているようだ。

50歳代に突入するＫ氏としても、体力的に丁度いいんじゃないかな？　その仕事量で。

と、わたくし松本晶は感じていたのですが、仕事が減った分の矛先、いや、竿先が別のベクトルに彼はどうも向いているらしいのだ。

「なあ、晶。悪いんだけど、パートナーと別れたばかりで、独りじゃカッコつかないからカップルパーティー同行してくんない？」

昔は会う度にカップル喫茶にお供させる先輩だったが、歳が上がって、グレードも上がっていてびっくりだ。……スワップ場には変わりないけどね。

「お前さ、もし気が向かなければ、お酒飲んでるだけでいいからさ。主催者の女の子の誕生日で、プレゼント持って行きたいだけだし、俺1人で他の女の子とプレイするからいいだだろ？　車で送るし、飯も奢るし」

ちなみに、この時の私は、男と別れるかどうか揉め揉めの最中で、当然そんな気分ではなかった。

久しぶりに会うＫ氏の強引な口ぶりは相変わらずだが、照れくさくないシチュエーションで一局お手合わせ願えたら、ムシャクシャした気持ちが少しは晴れるかなー？　と思いOKした。

某所のホテルのスイートルームで開催するカップルパーティーに、胸躍らせる往年のプロ竿師。そんな彼が向かおうとしている所は一体どんな場所なのだろうか……？

＜次回に続く＞