セックスを仕事にしたい女性のあやうい動機<後編>
セックスの仕事につきたいという女性の本音には…?
前回、「セックス関連の仕事に就きたい」という女性には、大きく分けて2つのパターンがあると書きました。
そのパターンは、<処女系>と<復讐系>。
ですが、このパターンの女性が、いきなりセックスを生業とすることを私はおススメしません。それはなぜでしょうか。
まず、<処女系>。
性に関する説得力あるアドバイスするためには、やはり未経験の方では限界があります。経験が多ければ多いほどいい、というものでもありませんが、ある程度の恋愛やセックスに関する知識と実践は必須だと思います。
また、<復讐系>の女性が、過去の傷が癒えていないうちにセックスに深入りしてしまうと、ますます嫌なイメージが増幅してしまうことがあります。
セックスはきれいごとではありません。
ただ楽しいだけでなく、人を傷つけたり、DVやセクハラという犯罪にもつながるものです。男性の自分勝手な悩みを聴いているうちに、腹が立って、男嫌いになることだってあります。
私も連日セックスについて考えるのがイヤになることが、いまだにあるのですから……。
実際にあったケース、<復讐系>女性の願望と現実
あるうつ病をわずらっている20代の女子がいました。
彼女は、「セックスアドバイザーになって名を挙げたい。とりあえずセックスに関わるため、デリヘルと手コキ専門のお店の面接をハシゴしているんだけど、なかなか受からなくって……」と嘆いていました。
とてもキレイな子ですが、過去にレイプされるという体験があります。
そして、その後かなり多くの男性と火遊びも経験しました。けれども、いまだにイッたことがないそうです。
お店の面接官は、彼女の不安定なメンタルが醸し出す、あやうい空気を感じて、不合格にしたのでしょう。
過去を完全に克服し、その経験を糧にできるだけの安定したメンタルや生活を持つ方であれば全く問題ありません。ですが、まだ渦中にあるのなら、それを自分なりに解決してから改めて性のお仕事に入ったほうがいい。そう思います。
いえ、逆に、そういう方なら、クライエントさんに親身に寄り添うとてもいいアドバイザーになれるとも思います。
もしかしたら、この記事を読んでいる方のなかにも、セックス産業に憧れを抱いている方がいらっしゃるかもしれません。
まずはしっかりと自分の性の悩みにケリをつけ、心から性をポジティブにとらえられるようになってください。それからセックスの仕事に就いて、とことん頑張ってくださいね!
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