AV業界のギャラ事情。企画モノから単体モノまで大暴露!!<その2>

2014-04-06 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,870 / 提供 : 松本晶 / タグ : AV女優 ギャラ 出演料


フリーの企画AV女優の相場、私の場合は1日8~12万円

 

私はフリーランスのAV女優。しかも、本職では経理の仕事をしていたためか、「騙してやろう」という話は誰も持ってこなった。そのため、納得しない話は、頭をひねって思い出しても1~2現場。幸いな話である。

 

ちなみに私の相場は、1日の日当が手取りで8万~12万円。拘束時間も8時間から12時間(かっちり決めてないけど、だいたい思い出すとそんな感じ)。

 

そのため、15~20万円も出るような高額な仕事の話は、だいたい訳ありだったりする。

 

JESSIE

 

一番最悪だった撮影は……!?

 

私にとって最悪な話は、コレ。13~14年前に少しだけ流行った薄消し裏ビデオに流す前提のセルビデオの仕事である。これは、とあるプロダクションが仲介に入ってくれ、マネージャーが営業して取ってきてしまった件。

 

朝7時から集まって行うという気合いの入った撮影の割に、素人監督の段取りが悪い上に現場の手違いが多く、23時頃未完成な雰囲気のまま東京郊外のハウススタジオを後にしたのだが、誰も送ってくれなくて午前様。

 

貰ったギャラは7万円で、当時のビデオザワールドの編集者から、「ヒドイ作品だねえ」って笑いながら貰ったコピーのVHSテープには、『変態少女』というタイトル。

 

これをネタに原稿を書いてくれという依頼を受けたので、自ら視聴したが、こんなヒドいカメラワークのビデオは見たことがなく、内容は支離滅裂。大恥をかいた痛手が一番大きかったけど、仕事内容・拘束時間のワリにギャラが、最低レベルだった。

 

一番分かり易く好条件だったのは、『おしめり手帖12』という作品で、3年越しで宇宙企画の方々と和解的かつ「処女喪失AVから3年後のあの人は今」的な撮影コンセプトだった。

 

我が家集合で、私が行きたい所に外ロケして、なんだかの形で放尿シーンを撮影(土壇場で言われて納得しなかったが、サブカルエロライターらしく大井ふ頭で立ち小便)と最後に家で男優と1カラミのハメ撮り。

 

朝10時からスタートで、男優の代打トラブル等もあったが、終了が22時を回ることはなく、部屋貸し代も含めてフリー契約で20万円でした。

 

ちなみに、AVメーカーサイドとしては、この撮影をプロダクション所属の企画女優さんを使った場合は25万円から30万円で契約するそうですよ。

 

というわけですが、ちなみにこのギャラ、あくまでも10年以上前の話なので、あしからず……!!

 

<次回に続く>

 

 

 




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