ストーカー・DV・サイコパスetc. 危険な男との上手な別れ方
1度の失敗はいい経験、2度目以降は…!?
殺人事件にまで発展する可能性のある男女の痴情のもつれ。ニュースになるような深刻な愛憎劇に遭遇するのは稀なことだが、「危険な男」は少なからず存在する。
さて、今回は、そんな危険な男の対処法について、結婚相談所アーク・ロイヤルの代表、大西加枝さんに話を聞いてみた。
「DVやストーカーなどは、もちろん行う男性も悪いのですが、女性の側にも非がないとは言い切れない場合も多いんですよね。実は、以前、私も男性からアゴにストレートパンチを受けた経験があります」
彼氏と喧嘩をしていたら、突如、男性が殴ってきたと言う。だが……
「そのことを信頼している人に打ち明けたら、『それは殴られるようなことを言ったでしょ?』と言われたんです」
だが、男女の恋愛において、喧嘩をしないというのは、なかなか難しい。
「その時、私は『人をこんなに怒らせるようなことは言ってはいけないんだな』と学びました。殴られることはコントロールできませんが、殴られないようにすることはコントロールできます」
もちろん、大西さんだけが悪いわけではない。その彼氏のなかにも「殴る人」の要素があったのも事実である。
「同時に彼のなかの弱さのようなものにも気づきました。そして、2度とこういう人に近づいちゃいけないとも学びました」
1度目は失敗という名の経験。だが、失敗から学べば2度目は起こらないというわけだ。
危険男と出会ってしまったら、一目散に逃げるしかない!?
とはいえ、危険要素のある男性と出会ってしまうこともあるだろう。その場合にはどうしたらよいのだろうか。
「一目散に逃げるしかないですね。好きになる前に逃げる。これが大事だと思います」
だが、気づいたらもう好きになってしまっているかもしれない。つきあってしまっているかもしれない。
「その場合は、変えようとか治してあげようとか思わないこと。できれば気づいた時点で逃げることが大事です」
要は、深みにはまる前の段階で逃げなければならないということだ。
実は、大西さんは結婚相談所を始める前までは、個人トレーダーだった。そして、「素早い損切り」を武器に、少ない損で、確実な儲けを出すという方法で勝利を収めていた。
「株の損切りと同じです。いつ上がるか分からない下がり続けている株を、ずるずる保有することは大きなリスク。いつか上がるかもしれませんが、それは自分では決められません。そして最悪倒産することもあります」
損切りに大事なのは、「決断力」と「行動力」だと思いがちだが、大西さん曰く「運動神経」。頭で考えるより早く、スパッと動けるかどうかなのだそうだ。確かに、頭で考え始めると「今までこれだけ尽くしたのに……」「もしかしたら、突然変わってくれるかも……」などとドロ沼にハマってしまいそうだ。
自分で恋のお相手を選ぶことが最も大事
「また、自分で恋を選んでいるなら、巻きこまれてしまったことも自覚があるので、解消法も見つけやすい。でも、良く分からないけど、こんなふうになっちゃったと思っている人が1番危険です。交際してきた時間のなかでの損得を考え始めると、非現実的なリターンを妄想してしまいますから、現状を見て、ダメだったら逃げるしかないでしょうね」
株上手な女は恋愛上手、とも言えるのかもしれない。であるならば、恋愛下手を自覚している女性は、投資には手を出さない方が無難である。
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