【三代目・葵マリー】初逮捕はストリップ。被害者のいない罪状とは!?
やはりグレーなアダルト業界、捕まることもあるんです
何だか最近、初代・葵マリーづいていて大変申し訳ない。……が、何だかんだ言って、私の昔でもある『暗黒時代』は大抵が初代・葵マリーと繋がってしまうという事実。
ま、そんなもんだよね。
で、今回は私が生まれて初めて逮捕された時の話をしてみようと思います。
もう何年も前の話だし、新聞やら、ワイドショーやらで報道されたから、もう時効だよね? ってことで詳しく書いてしまいましょう。
月日が大分経ち過ぎているので正確には覚えてないけど、それは確か1996年頃のことだった。
当時の私は、初代・葵マリーが経営する風俗店【変態クラブMIX】と言うお店で働いていた。この店は、他の店とはまるで違っていた。
というのも、一般的にSM店は、他の風俗よりも幅が広い。ソフトSMからハードSMまであり、Sをしたいのか、Mをしたいのかという客の要望も異なる。そのため、他の店では、「ウチではこんなプレイができますよ」と様々なコースが儲けられている。
そこには「バラ鞭」「1本鞭」「黄金」「聖水」など、細かく「オプション」や「プレイ内容」、そして「料金」などが明記されているのだ。
けれども、そのコースがないのである。
女の子が出来る内容とお客様がやりたい内容が一致すれば、プレイ出来るというお店。かなり自由だった感じは、初代のママっぽいやり方だ。
そして、このシステムは、頑張る子は稼げるけど、頑張れない子は稼げないというシステムでもあった。
ママの個性たっぷりのSM店。宣伝のために行った『ストリップ出演』!!
さて、相も変わらず派手な事が大好きな初代である。ある時、突然「お店の宣伝がてらストリップ劇場に上りましょう」と言い出した。
この時、店に在籍していたのは、M女が6人くらい+私。つまり、合計7名で新宿のDX歌舞伎劇場に上がる事になる。
そう。ここは今、私は大変お世話になっていて、毎年2回《スカトロ大会》《大浣腸大会》を開催させてもらってる劇場だ。
勿論、今の社長さんや従業員さん達は、昔とは違う人達。だけど、今も昔も新宿DX歌舞伎劇場には御世話になってるって事だよね。
劇場の興行は、10日間というのが通常である。そのため、私達も通常の10日間興行を試みる。
舞台の内容は、店でやってる内容を「そのまんま見せる」という物。以前に御紹介した襲名式と何ら変わらない感じ。ただ違うのは、最後の浣腸ショーがなく、風俗店らしく「客上げ3Pで抜き有り」という内容にしたものだった。
こんな内容で決まり、曲を決め、衣装を考え、日々練習に勤しんだ。
そして舞台初日。同時に、これが私のストリップデビューの日となるわけ。
ところで、デビューを迎える数日前に初代から「出版関係、ビデオ会社関係には連絡をして、名前を使っても良い事を許可して貰ってあるから」と言われた。
これ、何の事か分かる?
デビュー時に、お祝いの立て花が並んでないと恥ずかしいから、各会社の名前を借りて自腹で立て花を並べろ、というわけ。
前にも言った通り、初代の言う事は絶対なんです。
えぇ、勿論自腹で頼みましたよ。お祝いの立て花12本分。
さすがに初日の劇場前は華やかになったけどね。
本当、デビューには相応しい晴れ晴れした光景だったな。
さて、このデビュー前日。当時、光文社の『FLASH』新潮社の『FOCUS』とともに、FFF誌(スリーエフ誌)と言われていた有名写真週刊誌の『FRIDAY』が発売された。
このグラビアに劇場デビューする旨を掲載してもらっていたのだけど……。
なんと、両開きのグラビアページ!!
どんだけ初代の力が働くのか? と言う恐ろしい出来事だよね。
しかも、そのグラビアページのタイトルが、「捕まえられるもんなら捕まえてみろ!」と来たもんだ。
さてはて、一体どうなることやら!?
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