禁断のAV女優とAV男優の交際、『初めてのプライベートH』<前編>
撮影現場の後、まっすぐに帰りたくなくて……
ピエールさんと初めてプライベートでHしたのは、いつだったっけ……?
そんなことを思い出しながら書いてみたいと思います。
そう、あれは2007年2月25日。
その日の現場は凌辱物で、撮影が終わってスタジオを出たのが夜の10時くらいでした。
普通の主婦なら、きっとここでまっすぐ家に帰ることでしょう。
けれども、当時、色んな問題を抱えていた私は、どうしてもすぐに帰りたくなくて、電話をしました。
ピエールさんに……、ではなく(残念っ!!)
おぴえにも相談をしていた“本命である監督さん”に。
ちなみにこの監督さん、今は、大監督になってしまったので、口が裂けても名前は言えないんですが、当時はまだ今のように有名でもなく、口癖は「絶対にH(←某大手AVメーカーグループ)の忘年会で表彰の舞台に上がるから! あたしの彼って凄いって思わせてやるからな」と言っていました。
ただ、その時も本当に忙しくて、撮影、編集、台本書き……と、毎日寝る暇もないくらいの人だったので、その日も勿論、編集作業中でした。
「ごめん、明日までに上げないとダメなんだ」と言われて撃沈。(ちなみに、その監督は、その年の忘年会で、見事に表彰されていましたよ!)
本命の彼に断られ、時間を持て余してしまった私は
本命の彼へのお誘いを断られてしまった私は、「断られちゃった……。でも、まだ、帰りたくないな。これから、どうしよう? 困ったな」
と、切ない気持ちになりながら、寂しさを持て余しながら、駅のベンチでしばらくボーッとしてました。
そして、また電話をかけました。
そうです、今度こそピエールさんに!
……もしかしたら現場終わってないかもなー?と、ダメ元でした。ところが、私の予想とは裏腹に、出た!
「私、今、ちょうど現場終わったんだけど、ピエールさん、何してるの?」
「今? 確定申告の書類をまとめてたよ」
「今から会えないかな?」
「いいよ、どこで会う?」
お互いの場所から出やすかったので、新宿で待ち合わせ。誰もがよく待ち合わせに使う東口の交番前ね。
私の方が少し早く着き、遅れてきた彼は、「亜璃沙ちゃん、お待たせ、ごめんねー」とやってきました。(だから亜璃沙ちゃんはキモいって(笑))
歩きながら「今日の男優誰だった?」などと業界っぽい話をする。
「〇〇さんだったよ~」と、答えると、「あー、良かったね。スムーズだったでしょ?」と言われました。
ちなみに、以後、現場があった日は、必ず男優が誰だったかを聞かれるようになります。
このお話はまたの機会にじっくり書いてみたいと思います。これだけで数回は盛り上がれるはずなので♪
と、こんな感じで私たちは新宿の雑踏を歩き、自然と足は歌舞伎町の方へ向かっていました。
<後編につづく>
Writer 剣 愛璃沙
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