【三代目・葵マリー】初逮捕、罰金のお値段は〇〇万円ナリ〜!
逮捕されたのは、出演していた女性3人とお客様1人
この時に、捕まったのは舞台に上がっていた、私達3人とお客様1人。
後から聞いた話だと、このお客様は調書を取っただけで解放されたとか?
でも、この後、何がどうなってたかは分からないけど、その場で見てたお客様一人ひとりが全員、警察に呼ばれて調書を取られるハメになったらしいよね。
ほんと、巻き添えにさせて申し訳なかったな、と思います。
勿論、劇場も営業停止。2~3日くらいは閉めてたんじゃないかな?
何せ、捕まってから後の事は、さっぱり分からなくて。後から、警察の人から調書を取られている時にチラチラ聞いた感じ。
あれやこれや気になる事は、調書を取る時間に「◯◯はどうなったんですか?」とか聞けば、ちゃんと答えてもらえるから色々な不安は拭えたよ。
結局、誰かを傷つけたとか、迷惑をかけたという罪を犯した犯罪者じゃないから、それなりに暖かい扱いだったんです。
取り調べ室では煙草も吸えたし、珈琲も飲めたし……。そうそう。煙草なんかは中で買えるんですよ。
私の場合は担当の刑事さんが、「おい、そろそろ煙草なくなるから買っとくぞ」と言った感じです。こんな風に担当の刑事さんが優しかったから有難かったなー。
この辺の、留置所内での出来事はとっても長くなりそうなので後日、別に書きますね。
知る人ぞ知る、《処置》と《処理》の違いとは!?
そして―――。 逮捕されてから、ようやく22日目に釈放になったのでした。
私につけられたのは《公然ワイセツ》。実刑はないけれど、罰金が30万円とのことでした。当時の公然猥褻罪では、かなりの高額な罰金だったみたいだね。
払った人しかしらない支払い方を教えちゃうと、留置所を出ると、支払い所みたいな所があって、そこで支払うことになっているんです。
私達は劇場側の人が来てくれて、現金で払ってくれてたけど、カード決済とかも出来るのかな?
こうして私達は前科も付かず、罰金のみの《処置》で済みました。ところで、この《処置》って言葉が、意外と重要なんです。
地検で検事さんに最後に会った時に「では、これからは大人しくする様にね。ちゃんと処置しておきますから。いいですか《処置》ですよ」と言う言葉を頂いた。
気になって後から聞くと、《処置》は釈放で罰金、《処理》だと、もう少し長引くとか前科が付くって事みたいなんだよね。言葉のやり取りって面白いね。
で。晴れて解放されて娑婆に戻り、警察署の前で出迎えてくれたのが初代・葵マリーの息子。私を見るなりすかさず、「御苦労様。これ、あげる」とフジテレビのキーホルダーを差し出して来た。
ん? 何これ? 聞くと、逮捕された翌日、今回の件でフジテレビが取材に来て、御丁寧にその取材を受けたらしく、その時にもらった記念品なんだそうな。
「これ僕のじゃなくてマリーさんのだから」と言ってくれた。
もー、そんなの、どーでもいーわ!
そして、大好きなトーストと珈琲を目指して眉毛ぼーぼーのまんまで、喫茶店にGO! ……と、まーこんな感じです。
こんな風に私はストリップ劇場デビューと初逮捕を同時に迎えました。
<次回>は、留置所内でのあれやこれや、にしますね☆ お楽しみに!!
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