爆笑の風俗処女嬢デビューの金額は?<前編>

2014-06-21 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,322 / 提供 : 松本晶 / タグ : 体験取材 風俗デビュー 風俗嬢


 

風俗デビューの女の子ばかりが働くお店とは!?

 

お金話題と体験取材といったら松本晶、というのが「JESSIE」内で定着してきた近頃です。

 

さて、今回もお金にまつわる話には変わりありませんが、久しぶりの神泉町DC話です。

※DC=デートクラブの略。本番ありの風俗店。

 

振り返れば神泉勤めも3年半。これだけやっていると、思い出に残るお客様は良い人悪い人いろいろ居る。……が、私個人の考えでは『極めて微妙な』種類のお客が存在した。それは、一体どんなものかというと、『初物好き』だ。

 

他所の風俗店を取材した時、今だから暴露するが8年ほど前に、『風俗店勤務が初めてな女の子専門のホテルヘルス』を謳い文句にした『T』という渋谷道玄坂の無店舗型風俗店があった。となると、気になるのは“風俗店勤務が初めて”という部分の真偽である。

 

「それって本当なんですか?」

 

という私の問いに、当時のオーナーさんは「風俗初勤務的女子作成マニュアル」なる素晴らしい出来栄えのモノがあるのだとこっそり教えてくれた。当時はさほどネットでも叩かれず、大繁盛していたという。

 

お店のHPには18歳から24歳前後のプロフィールしかなかったが、実際には24歳をはるかに超えていても、その年齢に見えれば採用可能だった。ちなみに、当時アラサーになっていた私も風俗ライターの立場さえなければ採用可のジャッジ。

 

つまり、店の採用労働基準で最も重要だったのは、

 

「風俗店でのお仕事は、このお店が初めてなんです。どうぞよろしくお願いします」

 

という立ち振る舞い、話術、プレイの進め方、プレイ終了後のピロトークなどなど。風俗で働くのが初めてっぽい初々しい女の子の演技の指導の手引きを全うし、指名のリピートを取れる女子であることだった。

 

小慣れた感じや、流れ仕事的にこなすことを一切封印するので、本当に初めての子でも勤め慣れると結構難しいことである。

 

JESSIE

 

ある土曜の昼下がり、突如かかってきた1本の電話

 

この話を聞いて、「男って、自分勝手で、妄想屋さんで、わがままだなあ……」って思う人もいると思う。しかし、現実とは面白いもので、私はそれ以上に面倒臭い客にDCで遭遇してしまった。

 

季節は忘れたが、土曜日の天気の良い昼下がり、待機をしていると店長から携帯に電話が入った。

 

「新規のお客さんなんだけど、晶ちゃんにぜひ行ってほしい客が渋谷E・Tホテルに入ったんで、夕方予約で行ける? 服装清楚な感じで、女子大生風でもOLでもどっちでもいいよ」

 

詳しくは事務所で話すからと言われ、ナチュラルメイク&白系のスカートとブラウス装備で出撃した。

 

と、ここまでで<次回>に続く。

 

 

 




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