SEX、マンセー! なパリの博物館レポート!!
娘と行ったパリの歓楽街にはポルノショップがズラリ!?
先日訪れたパリ、どうもホテル選びをはずしてしまいまして……。娘(25歳)と2人、歓楽街のど真ん中に泊まることに。
この歓楽街、一体どんなところかというと、「SEX SHOP」と書かれたネオンがきらめく、ポルノショップが道の両側にずらり!!!
日本だとそういう店は、二重のカーテンがかかっていたりして、外からは見えない構造になっているのだけど、ここでは、バイブやらボンテージ衣装やらが、外からでもよく見えるのである。
個人的にはちょっと興味あるけど、嫁入り前の娘を連れて、あれやこれやと品定めをしては、親としていかがなものか……?
まあ、多分それは娘もしかりで、お互い、“家族で観ているテレビでラブシーン”的な気まずさを感じながらも、あやしいネオンの街をウロウロ。
いざエロティック・ミュージアムへ
そんななか、なんと「MUSEE DE L’EROTISME」エロティック・ミュージアムなるものを発見!
大人のおもちゃはともかく、アートとしてのエロならば、OK(何が?)ではないか?「上質なエロスは大人の嗜み」という大義名分(持論)を掲げて、我々は赤いベルベットのミュージアムへ突入!
ムーラン・ルージュの風車からも近いここ、エロティック・ミュージアムにはフランスをはじめ、全世界から収集された中世〜現代の、ありとあらゆる エロティックなアートが、7階建ての建物の中に約2000点、展示されている。そのなかには、日本の春画や、現代のフェティッシュ・アートも多くあってビックリ!
日本のエロも世界の舞台で頑張っているんだなあ、と感無量(?)
でも、AVっぽいものはなく、欲望系というより、男女の体や性行為がモチーフとなったアートな展示が多数。それと、ヒンズー教の歓喜仏みたいな、宗教的偶像や、道祖神みたいな牧歌的な作品の展示も。
これだけたくさんのペ○スやヴァ○ナに囲まれていると、悠久の昔からイタしてきた、男女の営みは天地創造の原点と崇め奉りたくなってきて、「セックス、マンセー!」と叫びたく……なりますね。
また、ドガやロートレックが足しげく通い、彼らの作品に様々なインスピレーションを与えた、娼婦の館の記録などもここにはあり、芸術の都パリのバックヤードを観たような。
ここを訪れる人、カップルというのがとても多くて、フランス語はわからないけど、「あらやだ!これっていやらしー」なんて結構嬉しそうに鑑賞している女性と、その反応を楽しんでいる男性、という姿も。
セックスレスで悶々と悩む日本のカップル、ぜひパリまで行って、ここを訪れてほしいかも。 ちなみに深夜2時まで開館しています〜♪
【参照】
<公式HP>http://www.musee-erotisme.com/
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