V&Rの顔なしスカトロモデルとスカトロADのバイト代を比較してみました!!<4>
控え室のモデルさんたちの不安と緊張感……
モデルさんひとりあたりの撮影パートである一連の流れを一気に撮れればそれでおしまい。……なのだが、これをお読みの皆さんも人間だから分かっていただけると思うが、「はい、出しましょう」といって、すぐにウ○コが出るものではない。
しかも、安達監督は、下剤&利尿剤は一切使わない自然排泄主義なので、モデルさんたちには控え室でジュース&お菓子を食べて備えて貰うしかない。
つまり私は、撮影に臨める人から順々に撮っていけるよう、交通整理役をする役回りなのだ。
しかも、安達監督の仕事に手抜きはないので、しっかりしたウンコが出ないと、仕事は終わらない。そう、『ウ○コ待ち居残り娘組』が常に数名居る状態が続くのである。
彼女たちの焦る気持ちをなだめたり、話し相手になってあげたりするのも業務のうち。
女の子によっては、適当なプロダクションから派遣されたため、業務内容をロクロク説明されないでスカトロ撮影に投入された女子もいた。そんな不安を抱える子には、
「この撮影はね、カラミなしなんだよ。ただウ○コ&小便するだけで、ギャラ貰えるお仕事だからね」
などと、とうとうと仕事の長所ばかり述べて軽い自己暗示に掛けて、安心させてやる。
スカトロ現場のADは想像以上に過酷な仕事だった!!
その間にも、イイ感じで排便し、その大便を社長に褒められた上、小便シーン&アナル撮影も早々に終えられたラッキーな女子も出てくる。
「お疲れ様、もう帰っても大丈夫だよ!」
とスタッフから告げられて、嬉しそうに帰り支度する撮影終了モデル。そして、彼女の背中を皆羨ましそうに見る他のモデルたち……。
端からみたら、なんだか笑えるかもしれないが、私は笑っているヒマなどない。なぜなら、排便した汚物はボットン便所方式にどんどん溜まっていくのである。
つまり、それをバケツに移し、『本当の水洗便器』に廃棄しに、スタジオと便所を何度も往復しなければならないのだ。ちなみに、これもまた、私の仕事だった。
私は、ゴキブリだって掴めるし、金魚やネコの死体も冷静に葬れる神経の持ち主だが、大量の汚物を目の前に、一瞬吐気を催しそうになった。
しかし、「こんな所でうろたえている場合じゃないぞ! 私はゲロ吐いても怒られるだけ。ウ○コだって、オシッコだって、皆するんだ、大して汚くない。負けるなっ! 松本晶っ!」
自分で自分を励まし、汚物くらい平気で掴んでみせた。
なんだか悟りを開いた気分になったが、油断しているとスタジオの水洗トイレはすぐ詰まる。
自分に感動している時間など1分たりともないのだ。一刻も早く、カポンカポンする例の器具を探し出さねばならない!!
かくして私は、この日ほど例の器具を上手く使えた日は無いというくらい、巧みにトイレの詰りを取り除き、排泄物処理役をやり抜いたのだった。
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