AV業界やピンク映画の“隙間産業女優”ってどんなお仕事?
AV女優にも、脱がない、ハメないお仕事があるんです!
はじめまして。私、エロ屋発、自称“隙間産業女優”の倖田李梨と申します。
エロ屋とは、ご想像がつくかもしれませんが、AVの事です。
エロ屋という響きが個人的には好きなので、このような表現をしています。
AV女優としてデビューし、今現在はAV女優の肩書きを捨て、細々と女優などの活動をしております。AVから女優に転身したので、エロ屋発という風に書かせて頂きました。
何故、隙間産業女優と名乗っているのか?
倖田李梨と名乗るようになる前は、『岩下美季』という名前で活動していました。
その時は、共演したとしても女優3人くらいがマックスで、いわゆる大人数モノと呼ばれる作品には、あまり出たことがありませんでした。また、出たとしてもメイン扱いに近い形で出演させていただいていました。
ところが、倖田李梨に改名して、しばらくしてからのこと。ある日、大人数モノのお仕事が入ったのです。
いざ、現場に行ってみると、非常に大勢の女優がいるわけです。それを見て、「何で自分が此処にいなくちゃいけないんだろう?」と思いました。
つまり、その作品には、私である必然性がなかったのです。この日、仕事が入っていなくて、条件にあっていれば、私でなくてもよかったのだな……と。
でも撮影が始まって、フッと思ったのです。
――出演女優が1人や2人の作品は、普通にしていても存在を分かってもらえる。……大勢の中で目立つ方がオイシイなと。
その時から、大勢の作品も積極的に出演するようになったというワケです。
AV女優の仕事の幅の広げ方、アレコレ
ところで、出演するにつれて、ラブホなどで流れているAVを見ていると、『あれ? あの男優また出てるよ』って事、ありませんか? ちなみに私は、よくあります。そして、そういう女優になりたいと思うようになったのです。
AV女優というのはできなかったプレイを解禁して、お仕事の幅を広げる事が多いのですが、私の場合はプレイとは別な方向で広がって行きました。
AV女優なのに作品で脱ぐ事もなく、企画AVの司会をするとか……。
様々な作品がリリースされている今は、AV女優であっても幅の広い活動が定着してきましたが、私が“隙間産業女優”を名乗り始めた2000年の中頃は、そのような活動をされていた方は、ほとんどいませんでした。
その立ち位置を何か一言で表現出来ないかと考え、『隙間産業』を名乗る事にしたのです。キャッチフレーズみたいな肩書き名乗る方もいませんでしたし、そういうAV女優がいても面白いかも? と……。
これは今、現在活動しているフィールドでも言えます。
ピンク映画やエロVシネなど、女優さんの裸がマストの作品でも、私の場合、脱ぎがなくても呼ばれることがあるのです。
ちなみに今でもAV作品も出演はしているんですよ。脱ぎがないお芝居やMCのお仕事をちょこちょこ頂けるので……。
フィールドが変われど、芝居をやらせて頂ける環境は有り難いですからね♪
長くなりましたが、ほんの少しでも私の事を知って頂きたく、書かせて頂きました。
今回は、「倖田李梨って誰?」ってコトで自己紹介的なコラムを書きましたが、次回からは、なかなか皆さんが触れる事の少ないピンク映画について書いていきたいと思っています。
ピンク映画に出ている者として、少しでも皆さんにピンク映画を知って頂きたいので……。という事で、どうぞ宜しくお願い致します!
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