V&Rの顔なしスカトロモデルとスカトロADのバイト代を比較してみました!!<5>
いよいよ友人・サエちゃんがモデルデビュー!!
そうこうしている間に、本日スカトロモデルデビューの友人サエちゃんが酔っ払って現場入りしてきた。若手3監督は呆れながら出迎えるが、すぐに撮影に臨める訳がなく、控え室で延々飲み食いを続ける居残り組に合流する。
私は余りの忙しさでサエの相手をしているヒマは当然なく、午前11時になると次のミッションを与えられた。スタッフから
「松本さん、○○寿司でちらし寿司20個買ってきて。絶対にひとりで行ってひとりで帰ってきて、領収書忘れないでね」
というわけで、ひとりで近くのチェーン寿司屋に昼ごはんのパシリをする。商店街の人々は、景気良く経費を地元に落とす弊社に大変温かく、
「お姉さんひとりでこんなに沢山持てないわよ。おばさんも一緒に行って届けてあげるわよ。あと、お稲荷さんサービスであげるわ」
弊社が何の会社なのか興味深々だが、「絶対にバレるな、つけられるな!」というのが社長命令である。おばさんの親切を振りほどき、何とか両手にちらし寿司20個持って無事にひとりでスタジオに帰りつく。
すると、待っているのは、再びの汚物処理とモデルの交通整理。
監督及び若手スタッフは、私以上に黒子で大型カメラを担いだまま、休憩なしで数時間動き回り、食事も立ち食いのまま数分で済ませる。(休憩なしで撮り続ける撮影は初めてだった)
排泄に興味がある人には天国の現場!?
私も、撮影を見守りながら、いなり寿司をほうばると、
「松本君。ウ○コ小便だらけの中、ご飯が食べられるとは偉いな。君ならいつでもV&R入社させてあげられるなー」
黒子軍団に褒められて、今勤めている会社をクビになったらお世話になろうと、本気で思った。ウ○コ&小便が素晴しいとは別に思わないが、平気だし、生理現象に興味を持つ男性の為のAV製作はロマンがあると思った。
変な軽犯罪を起こすくらいなら、スカトロビデオを大人しく見て、もっと興味にかられてしまった人はスカトロADか男優に成ればいい。
また、少し余裕のある時には、カメラマンさんとスカトロトークに花を咲かせられ、これがまた案外楽しいものだった。
「ウ○コ好きにはこの現場は楽園だよ。俺、ウ○コ食えるぜ」
などと、語るカメラマンさん。
そんなわけで、午後もウ○コさらいとモデルに飲料水&お菓子を勧める排泄物生産補助業務に精を出す。
ちなみに、友人・サエはというと、控え室で他の女の子達に、なぜ今日ココに来たかのくだりをほろ酔いで話し、人気者になっていたが、一向に催す様子はなし……。
そんな私には、次の使いッぱしりミッションが与えられた。
「松本さん、そこのチェーンじゃない古風な感じの薬局で便所紙買ってきて!」
現代社会では絶滅寸前の便所紙(※便所紙=トイレットペーパーではない。1枚ずつ重なっている四角い形状の紙)。だが、V&R社の撮影では絶対不可欠。しかも、社長が気に入る紙質でないと撮影は行えない。
この店の主人も、
「そんなに沢山の便所紙ひとりじゃ持てないでしょ? おじさんも持ってあげるから」
丁重にお断りするが、最後に言い放たれた言葉は、
「あんた達V&Rって一体何者なんだ!」
お得意様なのは百も承知だが、やや逆ギレモードといった空気を出す親父。シドロモドロしながら足早にスタジオに帰る私……。
スタジオでは、スタッフとモデルたちも待っているが、これが作品になった暁には、全国のV&Rスカトロファンも待っているんだ!! そんな気分が高まって使命感が一層湧いてきた。
AD作業は、汚物の有無に関わらず、立ったりしゃがんだり走ったりの連続で、かなりの労力だが、不思議と疲れなかった。夢中で何かに取り組む力って凄いなって実感できるひと時だった。
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