V&Rの顔なしスカトロモデルとスカトロADのバイト代を比較してみました!!<6>
いよいよ撮影も終盤に差し掛かり、モデルも残りわずかに……
夕方にさしかかると、モデルの数も減ってくるため、交通整理する必要が無くなる。残った便秘系モデル達と会話を交わすが、その中にはサエもいる。
「今日はねー、このADの晶ちゃんのおかげでこの現場に来られたんだよー! あたし、出ればだけどスカトロデビューがV&Rだなんてエリートだよねー」
尋常じゃないテンションの高さで「排便できなければゲロで勘弁してけれ!!」とスタッフに連語するサエ。スタッフ全員から、「君もおもろい相棒を持ったもんだねえ」と、目で合図を送られるが、撮影の後半戦は監督のテンションも上がっていて上機嫌。
さらにこの商店街で、唯一、このスタジオの存在と撮影内容を知っていて、その上、スタジオ内まで出前をしてくれる中華屋から出前が届く。メニューは、美味しいチャーハンとチャーシュー麺。現場はなごみモードだ。
10代の時、デブから25kgのダイエットに成功したサエにはかなり重たい夕食だったが、「松本君と一緒に食べな」と促されて、彼女も半人前くらいの量を食した……といったところで、
「監督っ! チャレンジさせて下さい!」
と手を挙げるサエ。やっと、撮影が開始される。
AVデビューでいきなりのアドリブ。それは「私、生理なんです!」
ところがだ!! 便器に跨いだ彼女は、
「あのー、生理なもんで、ナプキンとタンポン換えさせてもらいますね」
と、デビュー戦からアドリブ。
スタッフのひとりはヒヤヒヤしていたが、他の人たちは、
「ほほう、こういうアドリブ社長好きだから」
と思わんばかりに笑みを浮かべている人間もいた。というわけで、小便については生理の血が混じり、ロゼ色のおしっことなった。
しかし、便器の下から覗くようなアングルで撮った彼女の股ぐらが好アングルだったらしく、特に問題なしでスルー。同時に大便排出を試みたが、いくら気張っても出ないので、先にアナル撮影を慣行することになる。
綺麗なアナルだと褒められて、気を良くするサエ。現場は益々盛り上がる。そして、そのまま再び大便撮影に戻ったのだが、やはり思うように出ない……。すると、監督がクールに、
「誰か、彼女にイチジク浣腸を持ってきてくれないか」
アドリブで真打の如く撮られ、結果ウンコは出なかったが、撮影はOKを貰う。ちなみん、各カメラのカメラワークも私は心配だったので、モニターでずっと見守っていたが、ちゃんと約束通り『顔切り』しての撮影だった。これでサエの仕事はおしまい。
そして私の仕事も終わりに近づいていた。
朝から晩まで、大量の買い物、モデルへの餌あげ&撮影交通整理、排泄物清掃処理業務に休憩なしで明け暮れて、すべて終了したのは午後10時近かった。数えてみると、労働時間は約12時間にもなっていた。
AVの撮影は、フリーランスの場合、とっぱらいとなることが多い。仕事が終わる=ギャラの精算がこれから始まるということ。
ちなみに、事務所によって女の子のギャラが異なってくるため、お金の話は、現場では御法度だ。さて、今回の労働、サエと私の対価はいかに!?
<次回>に続く。
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