現役風俗嬢作家、ペンを握り、ペニスを握り…<第1回目>
現役風俗嬢作家の櫻井千姫です!!
初めましての方も、すっかりおなじみの方も、まずは自己紹介からということで。
私はとあるお店に勤めている現役の風俗嬢です。今までに経験した業種は、ホテトル、ピンサロ、チャットレディ、キャバクラ、SMクラブ、性感エステetc。
一般の方でもなんとなくイメージできるものもあれば、風俗に詳しい方でもパッと説明できないものもあるでしょう。
あ、性感エステに関してはこの記事「脱がない、舐めない、触らせない風俗とは!?」(https://jessie.world/column/4337?detail=1)で業界の内幕をぶっちゃけてますので、興味のある方はぜひご覧ください(なーんて、ちゃっかり宣伝!!)。
さて、そんな風俗嬢の裏の顔は実は……。そう、小説家なんですね。
私は実は2011年の2月、「天国までの49日間」という作品で、第5回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビューしました。その後ライターとして活動する道を得て、今ではちょっとエッチなことを中心に、ネイルや占い、インタビュー記事など、さまざまなジャンルで筆をふるっています。
JESSIEさんでは本当にたくさんのコラム記事を書かせていただきました。
おかげさまで「ヤリ子とサセ男の性愛事情」も「お金のない高校時代、どこでHしてた?」も大反響を得られました。でも、やはりJESSIEさんでのメインのお仕事と言えば、小説!!
「風俗嬢の恋」も「フェイク・ラブ」も、多くの方に読んでもらって、嬉しい限りです。さらなる続編も予定していますので、お楽しみに(って、またまた宣伝かいなー)。
それにしても、お客さんを待っている間、パソコンを開いてカタカタ小説を書いている変な風俗嬢の私ですが、現役風俗嬢作家櫻井千姫は、いかにして誕生したのでしょうか。
小説を書き始めたきっかけや、今まで経験してきた風俗のお仕事のコトなど、業界の内情もちょっと交えながら、書いていきたいと思います。
おとなしい本好き女子だった小学校時代
今でこそ、さまざな殿方のち○こと戯れお尻の穴をいじくり、「ほ~らもっとイヤらしい声を出してごらん♪」なんて台詞を日常的に口にしている私ですが、もちろん最初からエロかったわけではありません。みなさんと同じ、かわいらしい子ども時代がありました。
子どもの頃どうだった? と親に聞くと、手のかからない、良い子だったと返ってきます。たしかに、その通り。
一人っ子にありがちな、同世代の友だちの輪になかなか入っていけないはにかみやさんで、おとなし過ぎるところはあったでしょうが、勉強もよくでき、特に問題も起こさない、良い子だったと記憶しています。
初めて小説を書いたのは、幼稚園の頃。というか、「小説」ではないですね。「お話」と言うべきでしょう。
物心ついた時には既に、王子様が塔の上のお姫様を助けに行くとか、ベタベタでむちゃくちゃなストーリーの絵本を作って遊んでました。
父のワープロを叩いたのは、5才の時。ワープロという便利なものが手に入ったことで、「お話」を作るスピードは一気にアップ!
当然、ストーリーは支離滅裂でしたけれど、幼稚園児が原稿用紙100枚も200枚ものお話を書くんですから、親は「これは将来小説家とかなれるかもー!?」なんて、多かれ少なかれ期待したでしょうね(笑)。
外で友だちと遊ぶのが苦手だった子ども時代の楽しみは、もっぱら書くこと。そして読むこと。「ガリバー旅行記」「ヤンボウニンボウトンボウ」シリーズ、「クレヨン王国」シリーズなど、図書室に入り浸っては、貪るように読んでました。
逆に、周りの子が大好きだったマンガには、あんまり興味を示さなかったなぁ。「なかよし」も、小5以降は買った記憶がないですし。大人になり、ブログに「読書感想文」として1000冊以上もの本を紹介する以前にも、活字中毒な子ども時代でした。
しかし。平和な子ども時代は、思春期の到来と共に幕を閉じて……!?(第2回へ続く)
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