AV女優のお仕事がダンナにバレた!! <3>
迎えにきたB男の顔で、「夫バレ」を確信!!
泊まりに行った後は、お迎えにきてもらうのが通例。いつものように、「遅くなったから迎えに来て~」と電話をしたら「ああ……」と口調がすんごい機嫌悪かったんですよね。
心の中で、「もしや? もしや? もしや?」という言葉がたくさん散りばめられていました。
迎えの車が来て、B男の顔を見た瞬間に、その「もしや?」は「やっぱり!!」に変わりました。
……バレた。
楽しかった私の気持ちは、一瞬で真っ黒に変色していきます。
帰りの車には、母と妹も同乗し、一緒に送ってもらうことになっていました。その車中、何も知らない母と妹は、普通に旦那に話しかけています。
旦那も自然に振舞おうとしているんですが、どこか無愛想。「〇〇くん、具合悪そうね」と素っ頓狂な母。
私はといえば、もう、何も会話出来ない……という状態。
気まずすぎる無言の車中、そんな深夜のドライブでした
「絶対にバレてる!! でも、何でだろう?」「怖い!」「どうしよー! どーしよー!」「でも、パブ(パブリシティ=雑誌や新聞などメディアへの掲載の範囲)はせまいのに!! なんでバレちゃったの?」「ケータイ対策は完璧だし……」と車の中で1人、自分と会話していました。
子ども達は何も知らずにキャッキャ騒いでいます。
この日ばかりは自宅に着かないで欲しい……。渋滞にでもはまればいいのに……って、そんなことを願っていました。
「今は子ども達や母親や妹がいるから、何とか車の中も笑い声があるけど、自宅に着いて子ども達を寝かせたら、絶対に尋問が始まるのよね、これ」っていう思いでいっぱいでした。
母と妹を無事送り届けてからは、子ども達も寝てしまい、車の中はシーンと無言の状態がひたすら続くのみ。
しかも、B男は、機嫌が悪いと、車の運転が荒くなったり、口汚くなるタイプ。急ブレーキや舌打ちが結婚史上初!! というくらい半端なかったです。
気まずいドライブを終え、ようやく自宅に着いたのは深夜。いつもは早く寝て欲しい子ども達も、今日だけは起きてればいいのに~。そんな思いでいっぱいです。しかし、もうすでにグッスリで、抱っこして子どもの部屋に連れていったくらいでは、目を覚ますことはありません。
これまたいつものように、子ども達を寝室に連れていき、ベッドに寝かせてあげました。
そして、私はいよいよリビングへ……。あーっ、ビクビクだよ~!!
怖い、怖い、怖い。心臓をドキドキと高鳴らせながら、私はB男が待つリビングへと向かいました。
writer 剣 愛璃沙
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