女を幸せにする金持ち男vs不幸にする金持ち男、その見分け方
女にケチな金持ち男が急増中!?
「最近、女性からこんな相談をよく受けるんです」と、興味深い事例を出してくれたのは、結婚相談所アーク・ロイヤルを経営している大西加枝さんだ。それは、『彼氏は高収入なのに、ちっとも自分に使ってくれない』という悩みである。
「今は価値観が多様化して、収入が高くても、大衆居酒屋ばかり行く人もいるし、車を持たない人もいます。もちろん、女性にはお金を使わず、デートもワリカンという人もいます。『彼氏とデートしてもいいレストランに連れて行ってくれない』『高いプレゼントを買ってくれない』と不満を持つ女性は少なくありません。昔は、女性に対していいおもてなしをするのが男だという考えがありましたが……」
とはいえ、バブル期のように、ブランド品や高級ジュエリーを男は女に貢ぐべし! デートは高級フレンチを奢るべし! というのはとんだ時代錯誤である。そして悩んでいる女性たちも、そんなチヤホヤを求めているのではない。
チェックすべきは、「収入の額」ではなく「お金の使い方」
「様々な、男女交際や結婚生活を見ていると、大事なのは『いくら稼いでいるか?』ではなく、『収入をどのように使っているか』だなと思います」
そして、こんな家庭の事例を紹介してくれた。
「そこは、ご主人の年収が700万円と中の上程度。奥さんは専業主婦で子育てに専念。ご主人はサラリーマンなので、平日は忙しいけれど、土日はしっかり休めて家族でゆっくり過ごせます。また、普段は、堅実に生活していて、ブランド品を買ったり、しょっちゅう外食にいったりというようなことはありません。だからしっかり貯金もしている。でも、旅行や冠婚葬祭、子どもの教育などここぞという時には、しっかり使っているんです。メリハリがついているんですよね」
逆にもう1パターン。
「その家は、ご主人の年収が2000万円くらいある。でも経営者のため激務で、土日もほとんど休みがない。収入も資金繰りや先行投資、交際などで使ってしまう。ゆっくり家族と過ごす時間もなければ、お金もない。数字だけみれば、年収2000万円の家庭のほうが高収入。でも、本当に豊かな生活を送っているのはどっちだろう? と思うのです」
本当に豊かな結婚生活を送るためには!?
極端な比較だが、結婚したいと思うのは年収700万円の男性だろう。
「結婚相手を捜すときに大事なのは、『いい使い方』ができる人かどうかだと思います」
そして、大西さん曰く「友達は少ないくらいがちょうどいい」とのこと。一体どういうことだろうか?
「よく、結婚相手に望むこととして『同性の友達が多い人』を挙げる人が多いんです。確かに人望があるという人格的な意味では良いですが、実際の友達は少ないくらいでいいのでは? 休日も家にいてくれるし、交際費もかからない。第一、友達が大勢いてもそんなに大事にできないですよね。少ない友達をきちんと大事にできる人は、家族も大切にしてくれますよ」
SNSなどで「友達の数=自分の価値」とばかりに、むやみに友達数を増やしていく人も多い昨今。ちゃんと地に足のついた、大切なものを見失わない人を見つけるのは、砂漠のなかでダイヤモンドを探すようなものかもしれない。
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