STDケアでHIV感染しにくいヴァギナづくり
STDに感染しているとHIVにかかりやすくなる!?
みなさん、どれくらいの頻度でSTDチェックをしていますか?
風俗で働いている女性やAV女優のように、お店や事務所で「月に1回」「3カ月に1回」などと義務づけられていれば検査をするでしょうが、そうでもない限り、STD検査の頻度は本人の意識によってしまうのが現状ですよね。
とくに困ってないし、「まあ、いいか」と思ってしまう人もいるかもしれませんが……。
STDにかかっていると、HIVに感染する可能性も高くなるんです!
潰瘍のできるSTD(ヘルペス、梅毒など)は男性で10~50倍、女性だとなんと50~300倍。
潰瘍のない場合(クラミジア、淋病など)でも男女で2~5倍感染しやすくなるとされています。
ちなみに、クラミジアは不妊症の原因にもなります。女性だと症状が出にくいことも多く、知らないうちに悪化してしまうことも……。オリモノの様子がおかしいなと思ったら婦人科へ行こう! くらいの慎重さでちょうどいいくらいかもしれません。
膣炎になる原因はSTDだけではありません
STDなどにかかっていると、当然、粘膜の損傷が起こったり、炎症が起こるなど、膣内の健康が損なわれますよね。その傷や炎症にCD4リンパ球が集まることで、HIV感染の可能性が高まると考えられているんです。
ちなみにCD4リンパ球は、白血球の種類のひとつ。細菌やウイルスを攻撃する司令官として、免疫全体を調整しています。
もちろんSTDだけではなく、雑菌などが膣内に入ることでも膣炎は起こりますし、乱暴な挿入や指入れで膣内に傷がつくことだってあります。
とくに膣内や子宮口は粘膜が柔らかく、傷がつきやすいもの。指やペニスなどを挿入するときには、衛生面や安全面を十分注意して、自分の体を守りましょう。最近では、膣の粘膜を傷つけないために、「指用のコンドーム」なども売られています。
そして「面倒くさい」「お金がもったいない」なんて思わないで、たまにはSTD検査も行ってくださいネ。
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