新生児死亡率が3倍!? 助産院での出産は危険なもの?
助産院で産む人は全体の0.9%!?
現在、助産院で出産、生まれてくる子どもは全体の0.9%だそうです。
(詳しい数字が知りたい方はこちらをどうぞ→参照)
私は3人子どもを産んだうち、2人を助産院で出産しました。とはいえ、「自然出産が素晴らしい!」とか「産み方は生き方。だから自分らしいお産をしたい」という考えに固執しているわけではありません。
普段は、ラーメンやポテトチップスのようなジャンクフードも大好きだし、共働きなので冷凍食品やデリバリーも利用すれば、家族でファーストフードに行くことだってある、都市生活や現代の便利さを享受している都心生活者です。もちろん助産院を選ぶくらいですので、オーガニックやナチュラルコスメなどがミーハーに好きという面もあるのですが、それも、いわば中途半端者とでもいいましょうか。
助産院で産む女性が、非常に少ないという事実を知り、そこは病院とどのように違うのか、一体どのような場所なのかを書いてみるのはおもしろいのではないか、そして上記したように私は中途半端な考えの持ち主なので、ある程度、中立的な立場から助産院出産を書けるのではないかと思った次第なのです。
なぜ、助産院で生んでみようと思ったのか。それは、自宅から最も近いお産できる場所が助産院だったから。しかも、2カ所もあり、いずれも徒歩圏。時々、散歩中に通りかかる助産院はとても惹かれるものがありました。
また、2人目を出産するとき、上の子は小学6年生。学校帰りなどに立ち寄れるような立地がいいなとも思いました。プラス、最近は小学生以下の子どもは産科フロア立ち居入り禁止というところもあるようで、それはイヤだなあと思ったわけです。
医療行為ができないのが助産院の大きなデメリット
ですが、最も心配だったのは、「医師がいない。トラブルが起きたときどうするか?」ということです。
実際、こんな記事もありました。「新生児死亡率は3倍? 自宅出産や助産所出産の危険性4つ」→参照
医師がいないということは、医療行為ができないということ。私は、緊急帝王切開ができずに死産になってしまったなどというときに、それを受け止められるとは思えなかった。だから、両方の施設見学をする際は、「何かあったときの対処」という部分を重点的に聞こうと思い、実際に以下の3点を納得できるまで聞きました。
● 提携の病院
● 緊急搬送先とそのタイミング
● すでに35歳で、しかも上の子と12年あいていたので、年齢にまつわるリスクについて
いずれの産院も「提携病院がきちんとある」「切迫早産などのトラブルを抱えているなどリスクがある際は緊急搬送先の病院にもカルテを作っておくようお願いしている」「年齢は問題ないが、トラブルがおきにくい身体づくりをしてもらう。それが助産院のお産指導である」などなど、どちらも1時間近くしっかりと説明してくれました。
もちろん、お産をする場所のみならず、酸素ボンベや点滴、エコーなどの医療器機の設置や入院中の部屋なども、見学させてくれました。
それらを見て、説明を聞いて、「これなら何かあっても、おそらく大丈夫だろう」と不安を少しなくすことができました。
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