風俗大好きなオジイサンたちの好色ぶり(3)
絶倫すぎる70歳以上のお爺さん さて、「風俗大好きなオジイサンたちの好色ぶり」も3回目。前回まではイイお爺さんのことを書いたが、今回からはチョイ困ったお爺さんのお話。昔話でもイイお爺さんが出てきた後は、悪いお爺さんがでてきますからね(笑)。 ときに、私が勤めていたお店では、私を含む3人の主要女子を中心に老人客を受け持っていた。これは、偶然が半分と、店長の狙いが半分。店長の思惑としては、まずは、話を聞くのが上手いということで私、それから同い年のNo.1、彼女に関しては説明するまでもないだろう。 そして、最後に10歳以上のサバを読んでいたNo.2(推定が多くて申し訳ないが38~40歳の子持ち。店では28歳)。こちらも不動のNo.2で年齢も経験もさすがのレベル。目の肥えたご高齢なお客だけでなく、熟年層中心に、この3人の受けがよかった。 さて、ご高齢のお客たちは、ロングで予約を取ることが多い。持ち時間の半分の時間をセックスに、残りの半分を晩酌のお付き合いにパターンが多く、よって金持ちも多かった。 年齢だけで切り分ければ、『老人』に属する世代のため、本数は少ないのだが、1本あたりが高単価。そしてリピーター客にもなりやすいため、非常に良いお客さんで、お店側も上手く循環させていた。 かたや、微妙に困る常連老人もいた。それは、港区の某薬局の経営者で元の職業は製薬会社のMR。薬剤師免許取得者で、当人の話を聞く限りでは、かなりとっくの昔に年金を貰っているそうなので、確実に70歳以上の御老体。最初はフリーでついたのだが…。 生での大人の付き合いを求める上、「時間内で2回したいいんだけどイイかい?」と言いながら私に五千円札を握らせる強者。しかも、高麗人参や漢方などを自分で調合して服用している絶倫じいさんだった。 そりゃね、生を要求されたときには、「えっ!」って思ったけど、この頃は低用量ピルも飲んでいたし、相手の経歴と年齢を考えると病気は恐らく心配ないだろうと考え、妥協してOKに。 90分のお客さんなので、2回目については、「無理のないようでしたらどうぞ」と。 ご自宅は古いけれど高級マンションの一室で、24時間循環風呂装置を設置している立派な浴槽がある家だった。ごちゃごちゃしてて、寝床も汚いわけではなかったが万年床っぽかったし、その辺りから察するに、どうも独り暮らしのようだ。 孫の写真なども飾ってあって、店は息子にやらしているようなことと、晩年離婚をした話をしてくれた。 奥様は絶倫な旦那が我慢できなかったんだろうなあ。 1回目からさほど時間が空かないうちに、じいさんから指名が入って、今度は指名料込みで3万円。(チップはその後くれなかった。残念!)。私の取り分は2万2千円となる。 仕事のパターンは大体読めるので、最初は喜んでいたが、直ぐにしんどくなった。 そのじいさんは、私を中心に、店の女の子のお気に入りを3人に絞り、毎日ひとりずつ指名するのだ。 あの時の店長の、いろんな意味での笑いが止まらなかったのは覚えている…。 テクが下手すぎてつらい…ってコト、あるんです! 死臭や加齢臭などは気になる程ではなかったが、とにかく生で2回やろうとする。しかも、その過程も、前戯は舐めたりはせず、形上胸を数回揉み揉みして、ちょっと手マンして、それほど濡れていない状態で挿入。単調な正常位で突き続け、早かれ遅かれ適当にイってくれるだけならまだよかったが、私が一番嫌だったのは、ハメながらクリトリスに指で唾つけながら下手くそな愛撫をするのだ。 AVでも見て覚えた芸当だったのだろうか。 手慣れた人間がやると、かなりの快感が得られるが、下手な人間がやると逆効果で痛い上に潮が引く。そう、最悪なマ○コンディションとなるのだ。 この行為が嫌悪感となってからは、日に日に感度も悪くなり、90分の間に2回試みる余裕を与えないために、最初のシャワーをひとりで長風呂するなどの手を尽くすように…。 店の客ではいてほしいが、私を指名しなくなってほしい。その思いは、今考えると申しわけない。 でも、心身ともにダメージが非常に大きかった。金銭的な面だけ考えると、2週間ごとに10人程度の客を取っている私の営業成績(副業なので非常に少ない)でも、指名率が高いと歩合が上がる。だから、全体的な身入りを考えると、いい客なのだ。それでも辛い。そんなジレンマ…。 最後は私が思わせ振りな態度で接客し、店長じゃない従業員が「事情があり、お辞めになりました」と居留守を使ってもらったっけなあ。 なんだか切ない話になってしまった。次はもうちょい本当の困ったお爺さんを紹介したい。
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