女性のお悩みNo.1の性交痛。痛みの原因は主に5パターン
性交痛の原因は主に5つ。男性に責任のある場合もアリ!
セックスは男女がともに喜びを分かち合うハッピーな行為。
とはいえ、喜びになるまでにいろいろな苦労もあるのです。
前回少しお話ししましたが、カウンセリングに来る女性の相談で一番多いのが「性交痛」です。我慢すれば挿入できる程度から、激痛で全く入れられないという方までさまざま。
でも女性にとっては大問題なのに、初体験から簡単に快感を得られる男性にはなかなか理解してもらえない……。
せいぜい、「初めての時は痛いけど回数を重ねると気持ちよくなってくるんでしょ。」という位の知識しか、男性にはありません。
毎回痛がっていると「オマエ、どこかおかしいんじゃないの?」と彼が不機嫌になって、傷ついたという話もよく聞きます。
そこで今日は「入れると痛い」の傾向と対策をお話ししたいと思います。
まず、痛い原因として考えられることをあげてみましょう。
① 処女膜が固い
初体験の方で、挿入しようとしてもはじかれてしまうくらい膣がキツい場合、「処女膜強靭症」かもしれません。簡単な切開手術で改善するそうなので、あまりに固いと彼が感じたならばまずは医師に相談してみましょう。
② 子宮の病気
子宮筋腫や内膜症を患っていると、ピストンの振動が刺激になって痛むことがあります。この場合は、膣の入り口ではなく膣奥が痛いのが特徴。セックス経験が長いのに痛む時は早めに受診しておきましょう。放置すると不妊の原因にもなります。
③ 恐怖心
セックス初心者の女子が性交痛を訴えるのは、だいたいこれ。
もともと恐がりの方は特にオーバーに想像を膨らませて、まるで鋭い刃物で膣を切り裂かれるようなイメージを持ってしまうのです。中には、まだペニスが触れてもいないのに「痛い痛い」と叫んでいるという方も。
この場合は、まずはリラックスすることを心がけ、指で膣をほぐす練習から徐々に進めていくことになります。
④ 過緊張
緊張しやすい人は、挿入を意識するとつい全身に力が入って強張ってしまいます。そうすると自然に膣もぎゅっと締まって、ますます入れにくくなってしまうという悪循環に。
深呼吸やイメトレで自分なりのリラックス法を覚えましょう。
⑤ 彼のテクニック不足
実は意外に多いのがこれ。初体験からずいぶん経つのにまだ痛い、という方に話を聞くと、だいたい彼に問題があるようです。彼の愛撫がヘタなので性的に興奮できずなかなか濡れない。濡れなきゃ痛いのは当たり前です。これは、もう彼にがんばってテクを磨いてもらうしかありません。
いかがでしょうか? 思い当たる方もいたのでは?
では、次回は具体的な解消法をご説明していきたいと思います。
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