HIV検査ができる場所、あれこれ

2014-11-08 16:00 配信 / 閲覧回数 : 813 / 提供 : JESSIE / タグ : HIV エイズ 検査


 

JESSIE

 

HIVの検査って、どこでできるの?

 

HIV検査は、「保健所」「自治体の特設検査施設や検査イベント」「医療機関」などで受けられます。

 

検査キットもありますが、あくまでも「時間がないとき」や「定期的な検査のために」するもの。また、自宅で1人で行える気軽さが、検査キットのメリット。でもメンタル面でのケアが一切ないのがデメリットです。

 

「彼氏がHIV陽性だった」「風俗で働いていて同じ店にHIV感染者が出た」などというときは、保健所や検査施設、医療機関で検査を受けましょう。

 

保健所や検査施設、医療機関は、わざわざそこまで足を運んで検査をしなければならない面倒さはありますが、万が一感染していたときの、メンタル面でのケアから、治療のできる病院まで面倒をみてくれるというメリットはとても大きなものです。

 

では、「保健所」「検査施設」など各施設ではどのような違いがあるのでしょうか?

 

~各機関の特徴~

★ 保健所

「無料」「匿名」で検査できます。また、ほとんどすべての保健所で検査を受けられます。
カウンセリングが充実していることが多いようです。HIVだけでなく、他のSTD検査もできるところがあります。
ただし検査をしている日時が決まっていることがほとんどなので、前もって調べておきましょう。
保健所の場所や問い合わせ先は、住んでいる場所の「区役所・市役所」に問い合わせたり、ホームページでも確認することができます。

 

★自治体の特設検査施設など

「東京都南新宿検査・相談室」「東京都多磨地域検査・相談室」「横浜AIDS市民活動センター」などがあります。

 

★ 医療機関

検査料は基本的に有料となります。5,000~10,000円くらいのことが多いようです。
他のSTD検査も同時に行えるメリットがあります。また、婦人科であれば子宮ガン検診や子宮筋腫など他の病気も診てもらえます。

 

★検査キット

自宅で気軽に行うことができます。日本製、海外からの個人輸入含め様々なものがあります。

その場で結果がすぐに分かるタイプのものと、郵送し数日後に結果が分かるものがあります。

費用は、5,000~10,000円程度。

 

さて、上記にあげたうち、いずれも検査結果の秘密は厳守されています。医師や保険師などには守秘義務があり、プライバシーは完全に守られます。
本人が同意しない限り、名前や住所を聞かれることはありませんし、もちろん親やパートナーに伝わることはありません。

 

セックスワーカーの場合、理想は1カ月に1回、少なくとも2~3カ月に1回は定期的な検査をすることがオススメです。

 

その場合、検査回数が頻繁であることや、他のSTD感染や子宮などの状態も同時に検査・診察してもらえた方が効率がいいこと、検査を受けたい時間帯を考えると、医療機関が最も使いやすいのではないでしょうか。

 

なんでも相談できる「かかりつけの婦人科」をひとつは作っておきたいものですネ。

 

 

 




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