【雑誌『VERY』考察】ダメ男とつきあうと女子ヒエラルキーは下がる!
勝ち組の恋愛や結婚生活は幸せ?
今、最も好調な雑誌と言われているのが「VERY」。いわば“勝ち組”な結婚をした女性のための雑誌ってことね。モデルとなるライフスタイルは、高級住宅地に住み、家族でオシャレなファッションを着こなし、生活を楽しむことができるゆとりがある…というもの。
でもね、実際、こんな生活を送れる女性ってごくわずかだと思うの。世帯収入で考えると最低でも1000万は必要なんだけど、平成22年国民生活基礎調査の概況を見てみると、児童のいる世帯で1000万を超えているのは16.6%。結構多い気がするけれど、児童がいる世帯って「0歳の赤ちゃんがいるサラリーマンと専業主婦の30代前半の夫婦」から「16歳の子どもがいる50代前半の共働き夫婦」までいるのよね。
「VERY」って、小さな子どもがいる家庭向けの雑誌だから、夫婦の年齢は20代後半から30代半ばよね…。そうなると、バリバリ共働きって感じじゃないと年収1000万超すのは、なかなか難しいんじゃないかしら?
さて、前置きが長くなったけれど、よく人の彼氏やダンナのことを、ああこういう女っているわよね。「あんなダメなDV夫のどこがいいのかしら?」とか「顔はいいかもしれないけど、所詮ヒモでしょ?」とかね。
実際、おせっかいにも口を挟んでくる人もいるわよね。「ねえ、あんな男のどこがいいの?」ってね。
でも、人のパートナーに対し、ランクづけをするなんていうのは、品がないことだと思うわ。もしあなたがダメ男とつきあっていたとしても、幸せならそれでいいの!
人が勝手に言う「ダメ男判定」なんて気にする必要ないわ。人のパートナーに対し、ケチをつける女なんていうのは、自分がろくなパートナーを見つけられず、ひがんでいるだけよ。「あんな男と釣り合うんだから、ダメな女ね。フフッ、私のほうがやっぱり上ね」と内心で安心し、上から目線で物を語るイヤな女なのよ。
それに、カップルって、結局のところ「破れ鍋に綴じ蓋」なのね。身の程知らずなのは良くないわ。バランスが取れているのがいいのだから、「VERY」的なものに憧れて無理をすると良くないわ。
本人が幸せなら、どんな男でも、どんな恋愛関係でもいいの。
もし、あなたがパートナーのダメっぷりに悩んでいて、女友達に相談を持ちかけて、「そんな男とは別れたほうがいいわ」と親身になってくれているなら別だけどね。
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