剣愛璃沙のOL時代。不倫に社内恋愛に大忙し!<その4>
副支店長から強引に迫られ、断りきれなかった私は……
ホテルに入り、キスをした私たち。その後は、ベッドに運ばれ、脱がされ、愛撫されるのですが、正直断ることもできたはずだし、抵抗もできたと思います。
でもなぜか、そうしてはいけないという感情が働いたんです。
まだ1年生だし、いつもご馳走してもらってるし、偉い人に逆らうのは失礼なんじゃないか? ……と。そして、もしかしたらこれは毎年1人選ばれた1年生の使命なのかもとも思いました。
今考えればお馬鹿な子ですよね~。そんなのあるわけないじゃんて! ちなみに、このとき、私には高2から4年間つきあっている彼氏がいて、合コンには行っていたものの浮気はしたことがありませんでした。そのため、その彼氏にだけは、とても罪悪感がありました。
それでも、されるがままで42歳の中年石田純一似の副支店長Hは、20歳の女の子を夢中で抱いていました。事が終わると彼は言いました。
「今日から僕の愛人になって欲しい。君が入行してきたときに、総務のOさんから『Hさん、あの子、絶対タイプでしょ』って言われて図星でびっくりしたんだよね」と言われました。その場で、「イヤです」と言えなかった私は、その後、こういう関係を続けていくことになりました。
シャネルの時計やバッグなど豪華なプレゼントを頂いた日々だけど
この関係の間に誕生日もあったので、当時流行っていたシャネルのプルミエールの時計やバッグなど、色々なプレゼントをして頂きました。ちょうどバブルの時代だったこともあって、誰もが羽振りのいい時代でした。夏のボーナスだけで300万と聞いていたから、このくらいのプレゼントはどうってことなかったんでしょうね。
ただ、関係が続いていくうちに、やはり彼氏に対する裏切っているという申し訳なさと、自分は今不倫をしているんだという罪悪感でいっぱいになってしまいました。そしてある日決意をして、「もうこの関係を終わりにしたい」と話したんです。
すると、「回数を減らしてもいいから会ってくれないか? まだ別れたくない」と言われたんです。
私ね、自分でもう無理と思ってるのに、こういう感じでしがみつかれると余計に嫌になってしまうんですよね。結構しつこく言われて、もうバレてもいいやという思いで、例のお局指導員のKさんに相談をしたわけです。
ですが、このKさんに相談したのが大間違い! えらいコトになってしまいました(笑)。
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