現役風俗嬢作家、筆を握り、ペニスを握り…第八回
警察からマークされていた違法風俗店
さて、あたしが1日3〜4万、多いときには10万という額を稼いでいたんですから、当然、お店もなかなか儲かっていたはず。となると、派手に営業していればその分、警察にもマークされる。違法風俗店の宿命です。しかし、お店側もバカではありませんから、そのことには気づいていたようです。
警察対策なのか、店長の金髪オッサンもボディガードのオッサンも、本名で呼んではいけない決まりになっていました。この辺りはいかにも、違法風俗らしいですね(笑)。
「アヤしい車に気を付けてね」と言われたこともありました。しかし当時のあたしは、毎日未成年ではありえない額のお金を手にして浮かれ気分で、背後に意識が回りません。
今考えると、それは、警察の追跡車両に用心してということだったのでしょう。
家出少女の享楽的な日々は、ある日突然終わりを告げ…
ある夜、渋谷から駅に向かう途中、ソレは起こりました。ちなみに、当然、ホテトルに住んでいたわけではありません。当時は出会い系サイトで知り合った彼氏の家に転がりこんでおり、そこが家出中の私のねぐらでした。
そこに帰ろうと歩いているとき、突然、2人組のオッサンに肩を叩かれました。そして、あれよあれよという間に両脇を取り囲まれ、警察車両へ連行!!
違法風俗で働かされていた少女として、「保護」されたのです。
まもなくお店の関係者全員が捕まり、渋谷のホテトルがひとつ潰れました。
後で知ったのですが、ちょうどこの頃、渋谷のホテトルがごっそり摘発されていたらしい。あたしが働いていたお店もそのひとつだったようです。
さて、「保護」されてしまったあたしはその後、いったいどうなったのでしょうか!?
<次回>をお楽しみに♪
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