クリスマス、お正月、バレンタイン……恋人行事とセフレの関係

2014-12-25 16:00 配信 / 閲覧回数 : 1,896 / 提供 : 中山美里 / タグ : SEX セフレ 恋愛


 

JESSIE

 

セフレって必要?

 

セフレ。もはや、知名度バッチリで説明するまでもありまえんが、セックスだけのおつきあいをするセックスフレンドってコトですね。みなさんは、セフレいますか? それとも友達にはセフレがいるっていう人はいるのでは?

 

クリスマスからお正月、そしてバレンタイン、ホワイトデーと恋人イベントが続く冬。セフレという存在にしみじみと思いを馳せる女性もいるのではないでしょうか。

 

かくいう私ですが、今のダンナとつきあう前はセフレがいました。

 

当時、同棲している彼氏はいましたが、セックスレスでした。仕事が忙しく、子どももいたので、彼氏と別れて孤独になって新しい人を見つけるというパワーは全くなく、でも、セックスはしたいという非常に我がままな状態でした。

 

ああ、男と遊びたい。愛や恋などの面倒な感情はなくてもいいから、たくましい腕でギューッと抱きしめてもらいたい。つかの間でもいいから、いちゃいちゃごっこを楽しみたい。若くて性欲も旺盛なほうだったから、オナニーだけじゃ満足できない日もある。どうしても、男の肌のぬくもりや、激しい交わりが欲しい。いろんなHを冒険してみたい。いろんな思いがあって、セフレを必要としました。

 

そして実際、彼らはとても役に立ちました。刹那的ではあるかもしれないけどね。エッチなココロとカラダを「癒してくれた」のかもしれない……。でも、それだけでなく、恋愛にも仕事にも疲れちゃった私のことを、彼氏以上に癒してくれた。

 

いってみれば、「電マ」であり(あ、私は指派ですが)、ぬいぐるみのような「癒しグッズ」であり、しかもしゃべれば返してくれるロボット的な存在って感じです。

 

さて、良く聞くのが、本当の彼氏には自分の性癖や性的な欲求を伝えられないけれど、性のお友達である「セフレ」には素直に伝えられるという話。

 

これは、あれです。「セフレ」=「風俗店」。

 

よく男性でもいますよね。「嫁や彼女には、自分がドMでアナルを掘ってもらうことが大好きなことを言えない」とか「女装癖があるけど、それは秘密にしておきたい」という人。

 

でも、この関係ってちょっと残念。セフレではなく、本当の恋人や配偶者に性癖を伝えられれば、余計なお金も使わなくてすむし、嘘だってつかなくてすむし、バレてお別れ……というリスクも持たなくてすみます。それに、一緒に楽しめたら、さらにその性癖を深めていけそうですし。

 

というわけで、これからますます人恋しくなる季節がやってきますが、そんなとき、かつての私が7年間も保持していた「うまくいかない恋愛」中の人は、「あー、早くこのクソ男と別れて、好きな人を見つけたいよー」と思うわけです。そんなとき、お役に立つのが「セフレ」。いわば、このときのセフレは、セラピストです。あなたの傷ついた心に寄り添って、そっと背中を押してくれる。セックスをすることで、「女としてイケてるよ」と認めてくれ、「ボクがこんなにHを楽しませようとしているのだから、本命の彼氏ができたら、もっと楽しませてくれるよ」と励ましてくれる。

 

ハサミと男は使いようです。ただし、セフレに心まで持っていかれないように要注意! 彼は、「電マ」であり「ぬいぐるみ」であり「セラピスト」であり、でも、「彼氏」ではありません。つきあったら、きっと、「こんなはずじゃなかった」のオンパレードになるでしょうから。

 

 




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