【ホテル案内】カップル使用もOKなオシャレシティホテル全国版＜その5＞

（写真はイメージです）

ホテル・リード・アズーロ（八丈島）
 

八丈島は東京都で距離にして約300キロ。船だと8時間掛かるが、飛行機だと約50分で便は1日3往復ある。残念ながら南国というほど暑くはないが、冬は東京よりもいくらか寒くない。

さて、八丈島は、元々島流しの流刑地である。江戸時代の平均寿命は30代とも、45歳とも言われているが、概して短命のようである。だが、ここにきた流人は80歳まで長生きした人が多いというのだから、非常に過ごしやすい土地であることは確かだ。

島が小さいのでレンタカーでもバイクでも１日で一周できる。このホテルはやや市街地から外れにあるが、ロケーションは素晴らしい。夏はスキューバダイビングやシュノーケリングから帰ってきたら、真水のシャワーを浴び直してお洒落に過ごせる小さなプールがある。

眺望は望めないが4～5人入れる浴場も部屋のユニットバスとは別にある。また、八丈島では珍しくイタリアンレストラン併設。夏の繁盛期も極端に高いわけではないし、海が海水浴で混んでいることはまずあり得ない。

部屋は私が泊まった部屋は、バルコニーに出られてタイル張りのキレイな作りで見渡す眺めはどこまでも青い海が広がる。値段の割に本土と比べると素敵な条件な割に安い。

ちょっと足を伸ばせば温泉もあるし、市街地に行けば、遅くまでやっている飲み屋もあるが、欠点があるとすれば島自体の話かな。

というのも、私が初めて八丈島に行った時は、飛行機が40分遅れでなんとか飛んで、他の便が全部欠航という状況。風が強いと欠航してしまうことが多々あるのだ。しかし、これは八丈島に限らず、離島に飛行機で行こうというときの特有の悩みらしい。

この交通に関することだけは要注意である。その代わりに、海はいつでも『私のモノ気分』間違いなしだ。そういう意味では余り人気が出て欲しくない穴場スポットと言える。