ラバーフェチ3人&フェチフェス主催者のフェチ座談会<第4回>
佐藤「まず、80年代のサブカルがエログロをポップにしていった経緯があると思います」
大谷「今、60歳、70歳くらいの方たちのSMって本当にマニアの世界で、ナイフ持って刺しちゃうんじゃないか? と思われるくらい異端視されていましたよね」
昔のエロ本などを見ると、待針でプレイをしている姿などがあり、非常に生活感が溢れるグラビアなのである。
Tentoku「実は、僕の家って特殊で、なぜか家に壊れたキャットスーツがあったんです。幼稚園くらいの小さい頃、よくそれにくるまって遊んでいたんですが、それがそもそも僕の性の目覚めだと思うんですね。当時はそれがなんだか分からなかったのですが、ある程度大きくなってから、『あれは一体なんだったんだろう?』と思って調べたらラテックス製のキャットスーツでした。それでラテックに再び出会ったという感じです」
佐藤「インターネットの普及は大きいですね。ネットによって、フェチが市民権を得てきたと感じます。フェチフェスも、ツイッターなどで情報を仕入れ、お客さんとしていらっしゃる方がほとんどです。地方の方がわざわざ飛行機や新幹線などで来るんですが、みなさん、『ツイッターを見て』『ホームページを見て』と、インターネットの情報から興味を持つようです」
つまりネットとフェチは非常に相性がいいようだ。
ちなみにJESSIEの記事でも、跳び箱の中でHした記事や、レズデリヘル、SMショーの記事などはなかなか人気である。
★女子同士でイチャイチャできるレズデリヘルで遊んでみた!!<前編>
★男子禁制!! 耽美すぎる女人だけの緊縛イベント「女縄宴楽」
……というわけで、2015年もフェチ業界はますます盛り上がっていきそうな予感!! ご興味のある方は、ぜひ、イベントやショーなどに足を運んでみてはいかがでしょう? 知られざる自分の隠れた性癖に気づけるチャンスかも?
【座談会参加者プロフィール】
佐藤サド
エロティックからアートまであらゆるフェティッシュを集めた祭典「フェチフェス」の主催者。ビデオメーカー「フェ血ス」代表。
2015年1月25日に「フェチフェス05」開催! 詳しくは公式サイトへ。
Tentoku
都内を中心に活動するラバーマニア。イベント、パーティー、メディア作品に数多く出演。自身でもサロンイベントを開催するなど幅広く活動している。その活動がNHKに取り上げられ話題に。海外のラバーマニア向け雑誌『HEAVY RUBBER MAGAZINE』に特集記事が掲載され、世界的にもその名を広めた。
Twitterアカウント→@tentokurubber
http://www.facebook.com/tentoku
大谷ひろみ
SMクラブ『ソドマニア』に所属している。ヘヴィラヴァリストで、日本では珍しいRubberPony(ゴム牝馬)をしている。
らて
latexcatsuitというアカウントでTwitterをしているヘビーラバー愛好家。ながきにわたりフェティシュ界に関わり続ける。自身で運営するfetish-style.infoはフェティッシュファッションの情報発信基地として、多くのフェティシストからの支持を得ている。フェティシュ界を支える重要な人物の一人。
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