剣愛璃沙のAV女優×AV男優=禁断の恋愛事情 〜元旦那との離婚バトル<その1>〜
元旦那、B男のこと
<前回>までのように楽しい銀行OL生活をしていた私ですが、銀行で約2年働いた時に、ちょうど日比谷支店が丸の内支店と統合するということになりました。ちょうど、そのタイミングで結婚話も持ち上がり、当時は、結婚=寿退社が当たり前という時代だったので、私は結婚を機に退職することになりました。
さて、私の生い立ちを書いてきたので元旦那こと、B男の生い立ちも少し書いてみようかと思います。
B男はサラリーマンの父とパート務めの母、4歳上の姉という家族構成。元義父母は、父が学生で母が3つ上、学生結婚をしたため、幼い頃はすごく貧乏だったと話していました。
ただ、義父が若い結婚だったからか外に女を作ったり、その腹いせに母親が自宅に男を連れ込んで幼い息子が隣に寝ている横でセックスをしていたり……という両親の破天荒な生活をすごく良く覚えていると話していました。その嫌な光景をおばあちゃんに話して母親に説教してもらったとも……。
確かにそんなの小さい頃に見てしまったら(いや小さくなくてもか)トラウマにもなりますよね。女の人が乱れてする行為は、汚いものという図式が、B男のなかにはでき上がっていたのかもしれない。ちなみに、お姉さんは中学時代に先輩からのイジメに遭い、不登校になり、高校には進学したものの途中で退学してしまい、中卒で働き始め、若くして結婚していました。
B男自身は、中学になるとよくあるちょいワル非行中学生になったらしくお酒、タバコ、マージャン、無免許バイク等で青春を楽しんでいたそうです。
出会った場所は美容室、美容師と客の関係でした
高校に進学し、3年生で進路を決めるときに、調理かヘアメイクとの2択をすることになり、当時あまり男子ではいなかったヘアメイクを勉強したいとヘアメイクの専門学校に進学しました。そこで2年間学び、アトリエに就職し、数年間テレビ局やショーなどのヘアメイクとして活動していました。ヘアメイクをしているうちに、カットの勉強もしたいと思うようになり、美容師のインターンとしてヘアサロンで働くようになります。ここで私と出会い、恋に落ち……結婚したんですよね。
私は、美容師さんは女性じゃないと基本的に駄目な人なので、ずっと女性を指名していたんですが、ある時、担当だった方が実家に帰ることになってしまったんです。もう長く通っている美容室だったので、「じゃあ、指名なしでいいです」と言ったら、B男が担当することになったのです。
その日のうちに電話番号を渡されたんですが、翌月の予約を入れるまではかけませんでした。何となく何も連絡しないまま美容室に行くのが気まずくて電話したんですよね。そこから猛プッシュが始まり、口説き落とされ、とんとんと結婚まで決まってしまいました。
私は好きな人が出来たり、気になる人がいたりしても自分からはいかない人なんですね。何もしなくても相手が猛烈に口説いてくるか、もしくは相手に好きと言わせるような態度や言葉を投げかけてみる……というようなアプローチの仕方。14歳の中学2年生で同級生に告白して以来、約30年間自分から告白したことはないな~(た・ぶ・ん)。
今後、私から告白された方は相当惚れられたという事でしょう!(笑)
<次回に続く>
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