剣愛璃沙のAV女優×AV男優=禁断の恋愛事情 〜元旦那との離婚バトル<その3>〜
憎しみにかられた夫は次々と事件を巻き起こし……
私への愛が憎しみに変わったB男。そして、同時に私への復讐が始まりました。
しかし、前回書いたものはまだ序の口だったのです。
今度は、私の両親と妹、自分の両親と姉に「私がAVに出たおかげで家庭が崩壊し、離婚することになった」「全て私のせいでこういう結果になった」と話したのです。
でもね、私からしたらですよ、あの時AVの仕事をしていなかったら、借金がどんどん膨れあがり、とっくに家庭は崩壊していたと思うんですよ。何とかこの間、崩れずに頑張ってこれたのは、私が何百本と決して楽ではない仕事をしてきたからだとは、思ってくれかったのかな? 気づかなかったのかな? 悲しくなりました。
毎日のように親戚を含めた話し合いをしている間も、私は仕事しないといけません。そうして出かけている間にもB男は、私の母親や妹までにも電話して、私の非難や罵りを散々言い続けるわけですよ。
それだけではありません。今度は、B男からの電話を受けた母親が、撮影している間にも私の携帯に何十回も連絡を入れてきます。撮影中は電話に出ることはできませんから、後から留守電を聞くわけです。すると、そこには、「そんなにセックスしたいのか!そんなにブランドものが欲しいのか!」と残っているんです。
帰ってからゆっくりかけ直すと、「B男くんがああ言ってたわよ、こう言ってたわよ。仕事はあんたに辞めさせられたと言ってたわよ」と、すべてB男の言うことを鵜呑みにして私を罵ってくるのです。
そして、B男の肩を持った母は、子どもたちにも「ママが全部悪い、あいつがこんな仕事しなければこうはならなかった」と話していました。
窮地に追いやられていくAV女優の私
妹は私の仕事を聞いてから、わざわざコンビニに出向いてアダルトコーナーに行き、コンビニ誌の表紙を見つけては「表紙になんかならないでよ、恥ずかしい。姉がAVやってるなんて、みっともなくて誰にも言えやしないじゃん」と留守電に入ってました。
B男の母に至っては、「そんなに誇りもってやってるんだったら、プラカードに私はAV女優ですって書いて街中練り歩け」と言われました。私の母親は、こう言われても確かにそのとおりと思ったと、言い返せなかったというのだから、これにも驚きですけどね。
職業に誇りを持っていたら、医者も弁護士も教師も警察も、みんなプラカード持って練り歩くんですかね???
唯一、かばってくれたのは、父親と親戚の伯父さんかな。男が働かないんじゃしょうがないじゃないかと女性とは違う見方でした。
4月、5月は毎日がこんな調子で、精神的にギリギリの状態でした。
でもブログ見返すと、ちゃんと仕事してるし、そんな状態にあることもおくびにも出さず頑張っていました。
8年前の私、健気じゃないかと労わってあげたいです。
マネージャーには話していたので、よく親身になって話は聞いてくれていました。
そして、この段階になって、B男はようやく仕事を探し始めます。……って、本当に遅くないですか? もっと早くに就職活動をしていたら、こんなことにはならなかったんですよ。
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