初めての出張ホスト体験<その5>
希望どおりのプレイをしてくれない出張ホストにマジギレした私!!
屋上に出た私たち。軽いアオカンができたらいいなという私の小さな願望は、悪酔いした彼によって無惨に打ち砕かれた。
「さあ、どうしてほしいんだーっ!」
無理矢理私の服をはだけさせ(レイプとか凌辱プレイをオーダーした覚えはない)、H氏は自分のズボンを下ろすが黄色い蛍光色の男パン(男優仕様のパンツの略)だが、えらくダサくてこれだけでもNGって思った。
更にイチモツを出して立ちバックで挿入しようとするが、ちゃんと勃ってないし、入らないし……。私はやや切れ気味に、「こんなの望んでいません!」と少し怒って部屋に戻る。……にも拘らず、戻れば戻ったで、口論と共に手荒なことをしようとする彼に、遂に半泣きになりながら
「いい加減にして下さい!」
と、帰って下さいオーラ300%剥き出しにする。それでやっとわかったらしく
「……。帰って方が良さそうですね……」
彼ははだけた自分の服を直してよろけながら家から出ていった。
散々な目にあって思わず号泣……
食事は奢ったが、ギャラはまだ払ってなかったので、後で何言われるか判らないがとにかく出てってくれてホっとした。
ホっとしたら本気で泣きたくなり、とにかく泣く。
この瞬間って人生の中で未だに3本指に入る次元で情けなくて惨めだったな。
だって、男の見る目がトコトンなくて2度目に会って家に入れたら酒乱で暴れて、それが金で買った男なんだから、本当に救いようがなくて情けない。
この日の夜は呼吸困難で苦しくて泣きながら寝れない状態だったが、翌日は比較的ケロっとしていた。
悲惨だけどライター冥利に尽きる悲喜劇、思い出すだけでまだ腹が立つけどおいおいネタにしよう。そう思っていると、H氏から謝りの電話がきて
「ごめん、昨日のこと全然覚えていないんだ。気が付いたら1万円位のレシートがあって家で寝てた」
こいつ、タクシー代請求する気か? と直球で反論したが、
「滅相もない。この埋め合わせを後日させてはくれないだろうか・・・」
ここで、応じていたら別のドラマが生まれていたかもしれないが、2度と電話してこないでくれとお願いして携帯電話を切る。
2度目に明るい所で会ってわかったが、顔と口のバランスが大変悪く、不細工ではギリギリないが私が嫌いなタイプの顔だった。酒乱のタラコ唇は嫌だなあ。もう1度会いたいと思う要素は微塵もなかった。
<次回に続く>
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