Hな女性は好きですか?~だから私はAVを見る~
「昼間は淑女、夜は娼婦」と言うけれど
「彼を喜ばせるため」と心の中で言い訳をして、アダルトビデオ(以下AV)や成年向け漫画、男性向け官能小説を手に取った経験がある独女は、筆者だけでは無いはずだ。
少なくとも筆者の友人たちはそうだ。
職の安定しない筆者とは違い、真面目なキャリアウーマンの彼女達が、一体どこで、どんな顔をしてこういった物を入手し観賞しているのか。
気になって仕方がないが、酒の席でも聞きづらい話題である。
自分の性欲について語るのも、他人の性衝動について聞くのも、アラサー女子としての品位を損ねるので無理だ。
誰にも相談できないからこそ、自分は人と比べて性欲が強いのかとあなたも悩んだ経験は無いだろうか?
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こんな時にHな私
体重を知るために体重計に乗るように、性欲の強さを計り他人と比べることは、今のところ不可能だ。
だが、自分自身の中で「普段と比べて性欲が強い時」を感じることは誰しもある。
彼が隣にいる時、俳優のセクシーな仕草に目を奪われる時。
また、月経前に強い性的欲求を覚える人も少なくない(逆に減退する人もいる)。
感情やホルモンのバランスにより、性欲にも波がある。
だから人と比較してではなく、「今は私、Hな女なんです」と認めざるを得ない時は存在する。
知りたいのは男心
女性の性に訴えかける媒体として、ハーレクイン小説やレディースコミックがあり、AVにも負けない性描写が描かれている作品も多ある。
しかし、こうした「女性のためのオカズ」で満足せず、冒頭にあげた「男性のためのオカズ」にまで手を出したくなるのは何故だろう?
それは女性視点で描かれた女性にとっての理想的な性ではなく、男性が求める理想の女性像やセックスを、男性向けの媒体から知りたいからではないだろうか。
男性の嗜好や価値観を知った上で、恋愛やセックスを楽しみたいというポジティブな興味なのである。
彼が好きだからという理由で、興味の無かったアーティストの曲を聞いてみるのと同様、結局は「彼の気持ちを理解したい」からくる欲望なのだ。
もしも彼にAVが見つかったら、そう説明して開き直ろう。
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