料金0円の出張ホスト タダより高いものはないの巻
なぜ、金を出してまで男を買うのだろうか?
出張ホストの取材を頻繁にしていた頃(要するに、よく男を買っていた時)、作家・ライターの酒井あゆみさんから、
「なんで、買ってまで男としようとすんの?貴女ヤレる相手くらい居るでしょ?」
と不思議そうに言われたことがあり、素直に何でか考えた。すると、いくつかの理由があって、1番は「たとえ自腹で取材経費が掛っても、元を取れるだけの執筆が出来るということ」。次いで、「出張ホストなる職に就く男性は、考えている以上の能力やドラマを持っている」ということ。
あとは、稀に料金が発生しない出張ホストも存在したので、そこはよく掘り下げて取材したものだ。いろんなケースで料金が掛らなかったが、最終的には『タダより高いものはない』としみじみ思い、無難な男買いに戻った記憶がある。
掲示板の出張ホスト店で見つけたタダの男たち
掲示板式店舗型出張ホスト店(個人事業主同然の人間が、広告料を納めてサイトに出張ホスト登録をする方式の店)に、K氏という青年の在籍がありプロフィールには、なんと料金0円経費女性負担と記載。メールで依頼相談をしたところ、返信メールに添付してきた写真は見た目も良く期待が高まった。
実際に会うと、背は180cm近くあり想像以上にマッチョで、アレがビッグサイズだった。ギャラが発生しないので、『前儀のテクでイカせよう』という感覚はなく、好きなようにピストン運動されて結構体へのダメージが大きくヒリヒリした。
同じ店で、本職が料理人のコが居て「次回、お姉さんとだったらお金要りません!」って言うんで、有り難く二度目のSEXを美味しく頂いたのだが、仕事のグチメールが多かったり、「貴女の家に料理を作りに行きたい」ってしつこいので連絡取るのを辞めた。(ちょっと惜しい気もしたけど、絵文字ばかりでキモかった)
「自称ジャニ系」と書いたIT企業勤務の兄ちゃん(28歳既婚)は、出張ホストというものが本当に成り立つのかリサーチで広告出したという。ホテル折半で悪くはなかったが、「大人のおもちゃを使ってみたい」とか、ITのネットワークビジネスの話ばかりしてウザかった。
やはり、遊び半分で仕事している奴はダメだというコトと、サービスに見合った対価を払う方が、バランスが取れるのはどんな商売でも一緒なんでしょう。
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