アソコの臭いを気にせずオーラルを楽しむために必要なメンタルケア
もともとアソコは臭いがあるもの!! リラックスして楽しんで
先日、20代女子の性のお悩み相談会があったのですが、「匂い問題」をあげる女子が多かったのには驚きました。抵抗なく彼氏にフェラをしているのに、クンニをしてもらうことにはためらいがあるのです。セックスに関してはまだまだ男女平等が実現されてないのかな? と考えてしまいました。
ウォシュレットや携帯ビデが普及し、性器専用の石鹸も通販で買える現代、ホントに性器が臭い女性はそんなにいないはず。
でも「彼がクンニしてる時に嫌そうな顔をする」と言います。彼女が気を遣い過ぎなのか、潔癖な草食系男子はちょっとした匂いでも気になるのか……真相はわかりません。
そもそも性器が無味無臭ということはありません。おりものには多少の匂いがあるし、わきがと同様の匂いを発するアポクリン腺が性器に多い人は匂いが強めかもしれません。
でも、この匂いに興奮するという男性もたくさんいます。女性でも、男性の腋の匂いが好きという人、いますよね?
セックス前にちゃんとシャワーを浴びて恥垢を落としておくことは大切ですが、体に本来備わっている自然な匂いは気にしないでいいのです。
気にしているとリラックスできず、イケなくなってしまいますよ!
男性のデリカシーのない「クサい」発言によって……
しかしこの匂い問題、年配の方からもご相談がある重要なテーマではあります。
洋子さん(59歳)は裕福な家庭の上品な奥様ですが、ご主人とは30年近くセックスレス。
きっかけは「おまえのアソコは臭い」と言われたことでした。ショックを受けた洋子さんはセックスの度に緊張するし、デリカシーのないご主人は何度も「臭い」というしで、セックスが苦痛になり次第にレスになってしまいました。
40代になった頃ご主人の浮気が発覚し、セックスを拒否したことを後悔したものの、もはやご主人からは一切求められなくなり、悶々としたまま還暦近くを迎えたのでした。
「自殺も考えた」とまでレスに悩んだ洋子さんですが、最近また夫の浮気が始まったため、自分も新しい恋人を作ろうと決意。でも臭い自分に恋人ができるのかとの不安が消えません。
私は、「そんなに悩むくらいなら、本当に匂うのか婦人科で確かめましょう。」と洋子さんに診察を勧めました。その結果、何の病気もないし、臭くないと言われたとのこと。
「見えない幽霊にとりつかれるように30年近くも悩んでしまったことが悔しい。」と嘆く洋子さんに、これからまだまだ女性として楽しむことができる、ご主人とやり直すにしろ外で男性と出会うにしろ、自信を持って楽しんでほしいとお話ししました。
洋子さんのケースは極端かもしれませんが、匂いが気になるのならまず受診して真相を知り、自信を持つことが大切です。それでも嫌がる潔癖症の彼なら、きっとセックス以外の面でも細かいことを気にする軟弱な人なので、お付き合いを考え直してもいいかもしれませんよ。
ちなみに、男性からの相談ケースもご紹介しましょう。
彼はいっぱいクンニをしてあげたいのですが、彼女のアソコが本当にひどく匂うというのです。この場合は、彼女に膣炎などの病気があるのかもしれません。
「でも臭いというのは申し訳なくて……。どうしたらいいでしょう?」という彼にアドバイスしたのは、
「今日はなんか匂いが違うみたい。もしかして病気だといけないから、受診してみようか。」
という伝え方です。
「今日は」と言うことで「一過性」を強調し、また「臭い」と言わずに「匂いが違う」とやんわりと伝えると、彼女を傷つけずに済みます。
パートナーの匂いが気になる方は、上手に伝えて治してもらい、オーラルセックスを楽しんでくださいね!
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