バレリーナのしなやか美ボディの秘密<前編>
しなやかな美ボディを手に入れるカギは「努力」と「気持ちの強さ」にあり
皆様はじめまして、みおり舞と申します。
もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私はクラシックバレエ歴20年になります。
バレエ一筋で文化庁から仕事をいただいたり、世界をまわったりと、プロとしてお仕事もしてきました。すごいですねー(笑)。
自分で言うなって(笑)!?
さて、今回は実践的なことではなく、心構え的なことをご紹介します。
私のバレエ人生で、プロになるまでにやってきたことに、何かヒントがあるのではないかと思ったので、それを書いてみますね。
まずは、自己紹介を致しますと、2才半からバレエをはじめました。2才半なんて自分の意思なんてあまりないです(笑)。
しかし母がバレエダンサーをやっていたため、赤いチュチュをみて、踊っているビデオをみて私は踊っていたらしいです。
そして父は音楽家だったため、家ではいろんな音楽が流れていました。それに合わせて布を使ったり小物をつかったりして、振り付けをしていました。友達同士のセーラームーンごっこも振り仕草を教えていた気が……。
本気になって、バレリーナを目指したのは9才のころ。プロになりたいと思い、先生にコンクールに出たいと話ました。
でもコンクールに出場して、上位になったからといって、即お金のもらえるプロになれるとは限りません。これはずっと先生にいわれていました。
私の先生と私はコンクールに出る要素として、以下の3つが大切だということを共通認識として持つようになりました。
1)苦手なことを克服する。
2)他の人からの刺激をもらう。
3)舞台という場に立つ(自分との戦い。気持ちのコントロール)←これ大切!!
『役を演じ切る』という嘘をつくこと
つまり、コンクールに出るという環境にたって自分自信を成長させよう、そして、プロとしての忍耐をつけていこうと思い、出場してきたのです。
これでも最初は予選落ち、一年後には準決勝まで、その次は準々決勝まで……。でも、そこからなかなか決勝までたどりつけなかったのです。
体は現在、柔らかい方ですが、決して最初から柔らかったわけではありませんでした。
泣きながらたんすに押しつけたり、足をあげてゴムでしばって睡眠をとってた覚えもあります。(子ども時代だからできたことです。大人は真似しないでください)
でも、バレエはただ柔らかいだけではいけません。そのしなやかさを保ち続ける筋肉もないといけません。筋トレもプログラムを組んで、行っていました。
しかし、そんな陰の努力は踊っている間は顔には出しません。むしろ痛くてもつらくても、自分の役を演じきらなければなりません。
この『役を演じ切る』ということが、なんといっても大事なんですね。
というわけで、次回は『役を演じるための本気の嘘』という部分から続きを書いていきたいと思います。
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