心も身体もトロトロに癒されるポリネシアンセックス<後編>
<前編>では、ポリネシアンセックスとはなんぞや?
ということをご紹介しました。
今回は、いよいよ実践編です。
「エロスと精気—性愛術指南」によると・・・・!?
1)性交するときは、前戯と愛撫を少なくとも1時間行う
キスやハグをして、愛撫をしあいます。このときは、ぜひともアダム徳永さんの
「スローセックス」の技術であるフェザータッチなどを取り入れてみたいものです。
2)挿入した後、男女は最低でも30分は身動きせずに抱き合う。それからやおら前後運動を始める
挿入しても、すぐに動いてはいけないというのが特徴の2つ目。
もし、男性が途中で萎えてきてしまった場合、女性の潤いが
乾いてきてしまった場合は、ゆっくりと少しだけ動いても良いようです。
3)オーガズムを得た後も、長時間、性器を結合させたまま抱き合う
女性がオーガズムを得て、男性が射精をした後も、すぐに離れてはいけません。
しっかりと抱き合ったまま、余韻を味わいます。
自然とポロッと出てしまっても、とにかく精神のつながりを
味わうためにじっと抱き合ってみましょう。
じわじわと上り詰め、じわじわとほとぼりを冷ましていく。
想像するだけでも、非常に気持ちが良さそうですね!
セックスに集中するための準備あれこれ
セックスに集中できる環境をつくるための、事前準備も大切です。本の説明によると、
● セックス前には食事をとりすぎないよう注意し、食後は数時間たったときに行なう。
● 事前にお茶、ハーブティー、果物などを取るとより効果的。
● 電話や携帯の音など集中力を途切れさせるものを排除しておく。
● 深呼吸などをしてリラックスする
● 挿入日以外も、背を向けてお互い別々のベッドや布団で眠るのではなく、裸で抱き合って眠る
などをしておくことが大事だそうです。
このように、挿入日に向かって、期待を高めておくことで、いざセックスとなったときに、
普段から愛情を交換しているためより精神を深く交合することができるのだそうです。
ちなみに、ポリネシアンセックスの真髄は、
「最高に気持ちがいい」などという生半可なものではありません。
生殖目的ではないセックスで、単なる体液の交換を目指すのではなく、
「気」を交換しましょうという、精神的な交わりを目的としたスピリチュアルなところにあるのです。
ちなみに、このセックス方法、中国のタオやインドのカーマスートラの
性愛術に通じるところがあるそう。 うーん、非常に奥が深そうです!!
さて、難しい話は置いといて、
セックスによって快楽を得るだけでなく、愛情や信頼を深めていきたいという
願望は誰もしが持っているものではないでしょうか。
ポリネシアン・セックスによって心が満足し、
これを読んだカップルがより仲良くなれますように!!
参考文献
●「サイレントラブ」(角川書店/五木寛之)
●「愛に関する十二章」(角川書店/五木寛之)
●「実践イラスト版 スローセックス完全マニュアル」(講談社/アダム徳永)
●「エロスと精気—性愛術指南」(法政大学出版局/ジェイムズ・N-パウエル)
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