Hの最中に冷めてしまう=これって、不感症なの!?
若い世代に多い悩みは「セックスの最中に冷めてしまう」
セックスカウンセリングをしていると、様々な年代の女性から悩みを相談されます。
今回ご紹介したいのが、比較的若い世代の女子に多いお悩み。それは、「セックスの最中に冷めてしまう」というものです。
「なんだか頭が冷静になっちゃって、仕事のこととか、明日は早く起きなくちゃとか、いろいろ考えちゃうんですよ。いえ、彼にはバレてないと思います。だって全然感じてないわけじゃなくて、それなりに気持ちいいというのはあるんですよ。でも頭のどっかが冷めているんです。私、不感症ですか?」
と心配そうに話すありささん(仮名・27歳)は、かなりの美人OLです。
そうそう、セックスの相談にいらっしゃるのは、美人の方が多いんですよね。人目には恵まれたセックスライフを送っていると思われそうな方だからこそ、そのギャップに悩むのかもしれません。
さて、ありささんの場合はオーガズムもあるし、彼とのセックスが嫌なわけでもない。普通に性欲があって、彼と会えば「セックスしたい」と思うんだそうです。
……なのに没頭できない。
セックスに没頭できない、その理由とは!?
ありささんの抱える悩みにはいくつかの原因が考えられます。
1)彼のテクニック不足。
実は、ありささんは前の彼氏とのセックスで、性感が開発されていました。そのため、現在の彼の稚拙な愛撫でもそれなりに快感を得ることはできていました。しかし、彼のイマイチな愛撫では、せっかく高まった気分がしぼんでしまうのです。つきあい初めの頃はドキドキワクワクして、テクニックなんか関係なく盛り上がれたから、楽しめていたんですね。
でも、やがてはマンネリになり、気分だけでは体が感じなくなっていたのでした。
2)マンネリ
そう、もう1つの大きな原因はマンネリです。人間は好奇心が強く、新鮮さを求めるもの。
いつも同じ順番で同じことを繰り返すセックスでは、そのうち飽きがくるのです。
これを打破するには、彼と話し合って新しいことを試してみるといいでしょう。アダルトグッズを使ってもいいし、これまでしたことのない体位やプレイをしてみるとか、変わった場所に行ってみるとか、ちょっぴりスリリングな要素を入れるのもいいですね。
3)元々冷めているタイプ
それから、「元々冷めてるタイプ」という場合もあります。
例えば、運動会で大声を挙げて夢中で応援する子どももいれば、黙って座っている子どももいますよね。
豊かな感情表現ができる人や、ものごとに熱中しやすい人は、セックスにも集中しやすいように思います。
一方、態度に出すことに照れや恥じらいがあったり、感情を出さない習慣がついていたりすると、セックスでもハジけることができません。
もっと燃え上がるためにオススメなのが“演技”!?
そういう人はどうしたらいいのでしょうか?
私はこんな風に勧めています。
「元々の性格があるから、冷めてしまうのは仕方ない。冷めちゃいけない、と思うと余計気が散るから、他のことを考えたり自分を見ている第三者の自分がいるような気分になったら、 “ああ、また考えてるな”と、そういう自分を素直に認めましょう。そしてその上で、 “せっかく楽しいことをしてるんだから、もっと楽しまなくちゃソン。気持ちよくなってみよう”と意識してみましょう。彼にアピールするようにわざと悶えたり、声をあげてみたりするとその気になってくると思いますよ」
この、「声をあげる」というのはけっこう効くんです。「私は女優!」と割り切っておおげさに声をあげるのは、彼を喜ばすだけでなく、自己暗示をかける効果も大なのです。
「“こんなに淫らな私”に自分で酔ってるうちに、本当に気持ちよくなってきた……」
という声は、実によく聞きます。
冷めてきた、と思ったら「声を上げて淫らな私を演じる」。ぜひ試してみてくださいね!
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