妊娠するためにコンドームを使う!【夜のマナー美人への道*6】

2013-12-31 08:00 配信 / 閲覧回数 : 1,146 / 提供 : 東京独女スタイル / タグ : コンドーム セックス 妊娠


 

セックスすれば簡単に妊娠できる?

 

現代の日本では、8組に1組の夫婦が不妊症で悩んでいるそうです。 もちろん昔から不妊で悩む人たちはいましたが、今ほどではなかったはず。

 

東京独女スタイルの読者のみなさんのように、仕事にやりがいを持っていて「結婚・出産はもっと落ち着いてから」と、じゃんじゃんバリバリ仕事をしているうちに卵子が老化してしまった・・・ケースや、若い頃のハードなダイエットや不規則な生活がたたって、女性ホルモンのバランスが乱れ、無排卵や卵巣疾患で・・・というケースまで、不妊の原因はさまざま。 妊娠を望む、望まないは個人の自由ですが、ひとつ言えるのは「妊娠はそう簡単なことじゃない」ということ

 

【原文を読む】妊娠するためにコンドームを使う!【夜のマナー美人への道*6】

 

JESSIE

 

 

なぜ妊娠するのにコンドームが必要なのでしょう

 

妊娠を妨げる要素のひとつに「セックス」もあげられます。何バカなこと言ってんの!? セックスは妊娠するための行為でしょ? と驚く方が多いかもしれません。

 

では、セックスでうつる「がん」があることをご存知でしょうか?

 

「がんなんて私にはまだ関係ないわ」と思うかもしれませんが、20~30代の女性がかかるがんの中で第1位の「子宮頚がん」が、ソレ。

 

子宮頚がんは唯一原因が解明されているがんで、セックスを介して感染する「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスが引き金になります。

 

このがんにかかると子宮を取り除かなければいけなくなる場合があるため、セックスをするすべての女性に知っておいてほしいがんです。日本では毎年1万5千人の女性が、子宮頚がんだと診断されているそうです。

 

 

インフルエンザを予防するように、子宮頚がんも予防を

 

妊娠を望まなくても子宮頚がんの元・ヒトパピローマウイルスの膣への侵入は、避けるにこしたことはありません。

 

そこで活躍するのがコンドーム!

 

でもウイルスは皮膚上にもいるため、マスクをしたからといって必ずインフルエンザが防げないのと同じく、コンドームをするだけでは100%防ぐことは不可能です。

 

マスクに加えて、うがい、手洗いも合わせてインフルエンザを予防するのと同じ感覚で、シャワーを浴びていない不潔な状態での接触を避けることも大切なこと。 しかし、このウイルス、じつは日常にとってもカジュアルに存在していて、すべての女性の80%が一生のうち一度は感染するといわれているので、いくら予防しても、がんになるときはなります。

 

ですから、子宮頚がんは定期検査を受けることで、がんになる前の状態を発見でき、治療ができるがんであるということも覚えておきましょう。

 

また、コンドームはエイズ(HIV)やクラミジアなどの「性感染症」を防いでくれる大切なものでもあることも忘れないで。性感染症も不妊の原因になることも頭に入れ、妊娠を望まないときはコンドームを着用しましょう。

 

 

都合のいい解釈はしない!

 

とはいえ、信頼している彼から「ナマでシたい」と言われたときに断れない女心も分かります。

 

そんなとき「子供がデキてもいいってことね」と勝手な解釈をして“カレ”の“ナマ”侵入を受け入れる前に、彼ときちんと話をするようにしましょう。

 

「子供ができてもいいの?」と尋ねたとき、「今までデキたことないから」とか「俺、タネなしだから」なんて言う男性がいますが、そういう男は「子供はデキないに決まってる」と決めつけているだけ。

 

子供を作る覚悟なんて持ち合わせていないのでご注意を。

 

女性のカラダはよくできていて、排卵期以外でも妊娠することがあります。レイプされた女性は妊娠しやすいという説をご存知でしょうか? カラダが生命の危機を感じると、排卵期じゃなくても排卵を誘発するからだそう。

 

私の周りでは、彼と「子供を作ろう!」と話し合って、それまでつけていたコンドームをやめた途端にすぐ子供ができたという話をたびたび聞きます。これはたまたまではなく、コンドームのおかげでは? と思えてなりません。

 

これからは、コンドームは「避妊のアイテム」と同時に「妊娠するためのアイテム」でもあることを念頭において仲良くしてほしいものです。

 

 

◆ピンク先生への質問はこちらから (info@dokujo.com)

 

 

原文:東京独女スタイル

 

 

 



最初の記事前の記事東京独女スタイルが書いた次の記事最新の記事

カテゴリー