「処女膜は1年以上セックスしないと元に戻る」の真相に迫る!
そもそも処女膜って何?
処女“膜”というぐらいだから、性行為の経験がない女性のアソコは、膜で塞がっており、初めてのセックスでその膜が破れる、と誤解している人もいるだろう。
しかし、処女膜とは、膣の入り口付近にある「粘膜のひだ」のことであり、厳密には“膜”ではない。
また「処女は、挿入時に痛みがあり、出血するもの」というイメージを持っている人も多いが、必ずしもそうとは言い切れない。
たしかにセックスの時、処女膜は広がり、少しだけ“ひだ”が切れて出血することはあるが、前戯に時間をかけて膣が十分に潤ってから、ゆっくりと挿入すれば、出血や痛みに苦しむことはない。
つまり、出血するかどうかは、男の腕次第なのである。
それに処女膜は、激しいスポーツや自慰行為などで裂傷することもある。初セックスで血がでなかったからといって、コンプレックスに思うことはない。
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噂は全くの嘘!再生はありえない
さて、冒頭で述べた「処女膜再生」説の真偽だが、「一度裂傷した処女膜は、再生しない」というのが答えである。ただし、人によっては、長い間セックスをしないと、若干膣が狭くなり、挿入時に痛みを伴うことがある。
「1年ぶりにセックスをしたら、彼のモノが入るときに痛くて。処女に戻った気分だった」
こう語る女性がいるように、処女膜再生という噂は、久しぶりのセックスで感じた「痛み」からきているのかもしれない。
しかし、それは幻想でしかない。あの有名な海外ドラマ「SATC」のシャーロットも「1年間セックスしないでいると、女は再処女化されるのよ」と言っているが、今後はもうその言葉におびえることはない。
手術すれば「カムバックバージン」できる?!
世界には「処女性を重んじる文化」が数多くある。
たしかに男の動物的な本能として、愛する女性には「自分だけの子どもを身ごもってほしい」と願う気持ちもわかるが、その偏った発想は、女性を抑圧し、最悪の場合、死に至らせることもある。
日本でも「処女信仰」を強く持つ男がいるせいか、女は好きな男の前で、自分の性的嗜好を語ろうとしない。「こうされたい」「これは嫌」とはっきり言ってしまうと、彼に“愛されなく”なると思い込んでいるからだ。
そんな女の愛され願望を汲み取るように、最近では「処女膜再生手術」というものまであるらしい。
ここまでくると、貞操にこだわる世の中にげんなりしてしまう。
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