三十路を過ぎたらもうアウト?女子と言っても許される年齢とは
女子会の定義とは
女子という単語が入る言葉の代表格は「女子会」でしょう。
そもそも女子という言葉は成人の女性に対する言葉として学校教育の場を中心に使われている言葉です。それを、ある居酒屋チェーンが自社商品の宣伝文句として「女子会」と表現したのが始まりだと言われています。
気のおけない女友達どうしで集まって、恋愛相談や下ネタをわいわいお喋りする、というイメージでしょうか。
かくして某チェーン店の戦略は大当たりし、マスコミでも大人の女性を揶揄して「女子」という呼び方が広まりました。
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世代間で異なる感覚
では、肝腎の何歳まで女子なの?という問題について10代、20代、30代の女性の声を集めました。
「ハッキリ言って20歳以上の人が自分たちのことを『女子』と言うのは恥ずかしいと思う。オバサンが無理して若ぶってる感じがしてイヤ」(18歳/女性/高校生)
「30代以上の人たちの集まりは『女子会』じゃないでしょう。売れ残りのお局さんほど、自分のことを『女子』と呼んでいるような気がします。鏡を見てから言えってカンジ」(24歳/女性/総合商社)
「結婚してなければいくつになっても女子は女子。逆に既婚者の女性を女子と呼ぶのは不公平感があってイヤ」(32歳/女性/メーカー・独身)
世代と立場によって、ことごとく意見が割れています。同姓同士で、自分と異なる世代や立場をどのように見ているのか、三者三様でとても面白い現象です。
続いて男性の意見はどうなのでしょうか。
イガイと厳しい男子の意見
「ハッキリ言ってどうでもいいですが、一般的には独身で30代半ばくらいまでが女子じゃないですか」(32歳/男性/金融)
何とも素っ気ない意見ですが、男性はあんまり厳密に考えてなさそうです。
「可愛ければ、いくつになっても女子でOK。ブスが自分の事を指して『女子』というとイラっとする」(33歳/男性/外資系投資会社)
年齢ではなく可愛さが基準という意見ですね。これも一理あるかもしれません。
「男性に交じって女性の社員を抱える会社の場合、ある程度年齢が行ったお局様に対しても若い世代の女性社員と一緒に『女子』とひとくくりにして呼ぶ事で、余計な摩擦を避けられるので便利です」(48歳/男性/管理職)
なるほど。社員を管理する立場からはこういう意見もあって当然でしょう。
要は気の持ちようでは
女子、女の子、女性、おんな。どれも女の人を指す言葉です。自分がおかれた立場や見られかたによっていつでも変化できるのが女性の特権だとも言えます。
女の子みたいな女性と女子みたいな淑女。あなたはどっちになりたいですか?
次の女子会のテーマにしてはいかがですか。
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