「高収入バイト」に電話してみたら、とんでもない目にあった!
メイド喫茶の求人のはずが、紹介されたのは「ピンサロ」
ある日、バッグの中を整理していると、もらった覚えのないティッシュを発見。
給料日前でカツカツの時期だったこともあり、「メイド喫茶 時給3000円~」という甘い言葉に誘惑され、思い切って電話。数日後に面接を受けに行くことになった。
待ち合わせ場所は、吉祥寺駅の北口。しばらく待っていると、店の従業員を名乗るスーツ姿の男性が現れた。
連れて行かれた場所は、お店ではなく、なぜか駅の近くの喫茶店。
面接が始まると、「実はメイド喫茶の方はもう募集が終わってしまって・・・」と言われ、代わりの紹介されたのが「ピンサロ」だった。
「まさか風俗の仕事だったなんて・・・。まぁ、そんなにうまい話があるわけないか」と我に帰った筆者は、「明日、仕事で朝早いので、そろそろ失礼します」と言って、帰る準備を始めると、「ちょっと待ってよ。まだ話が終わってないから。あと5分だけ付き合って」とお兄さんが一言。
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下世話な会話に付き合わされた上、一銭ももらえずに帰宅
“5分だけ”のはずが、結局、3時間も、勧誘を受け続ける羽目になった。
「彼氏がいるので、そういう仕事はちょっと・・・」と断ると、「うちの仕事はね、彼氏とのセックスよりもずっとラクだし、お金ももらえるよ。一回この仕事をしちゃうと、その辺のオトコとタダでセックスするなんてバカバカしく思えちゃうけどね」と気持ちの悪いことを言われたり。
将来の夢を聞かれて「調理師免許の資格を取りたい」というと、「それにはお金が必要だよね。うちの仕事なら1か月頑張れば、100万稼げるよ」と美味しい話をされたり。
はっきり「NO」と断ればいいものを、変な断り方をして、お兄さんを怒らせたら、トラブルに巻き込まれそう・・・という不安もあったので、終始笑顔で「いやいや~。ちょっと困ります~」と下手に受け答えをした。
甘い話には必ず「罠」がある!うまく乗せられないように注意して
面接が始まってから3時間。
このまま何も収穫なしに帰るなんてばかばかしい・・・と思った筆者は、「働く気はないけど、社会見学にお店だけのぞかせてもらいたい!」とお兄さんに妙なお願いした。
店内は薄暗く、ローソファーで仕切られただけの個室が並んでいるだけ。入口に張られている女の子の写真をみて、気に入った子を選ぶというシステム。
お店に来ているお客さんをみると、大学生ぐらいの若い男の子が1人で来ていたり、仕事帰りのサラリーマンが我先に女の子を指名していたりしていた。
あまりにも生々しい現場だったので、「はぁ・・・男ってこんなもんか」とブルーな気分に。もちろん“くわえる”こともなく、そのまま逃げかえるように店を出てきた。
筆者の体験談を赤裸々に書きましたが、「高収入バイト」の恐ろしさは、伝わっただろうか。
風俗の仕事を否定するわけではないが、エロ系の仕事をするつもりがなかったのに、うまいように勧誘されて、後悔してしまった・・・なんてことは避けたいところ。
筆者は今回の経験で、甘い話には必ず「罠」があるということを身をもって学んだ。
何事も疑いの目を持って、生活することは大切である。
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