1度きりの人生です。幸せな結婚を続けるために必要なコト
離婚率が36%の現代日本で幸せな結婚をするには?
一昔前のように、20代も半ばになったら結婚するものだという世間の常識があった時代とは違い、今や、結婚適齢期などという言葉が無くなって久しく、結婚自体の選択肢も自由になった。「結婚したい」というタイミングで、「結婚したい」という相手を見つけるのは難しい。
ところが、西麻布で結婚相談所アーク・ロイヤルを経営している大西加枝さんによると、結婚相談所では、「交際を申し込んでから3カ月で結婚するかしないかの方向性を決めなくてはならない」というルールがあるため、「自分にピッタリ」だと感じる人に出会えれば、すぐに結婚することもできるのだ。
しかし、この3カ月という期間、短すぎやしないだろうか。
「成婚にいたったカップルに共通しているのは、磁石みたいに引き合って、流れるように結婚していくんです。だからそんなに短いものでもないですよ」
実際、短期間で決心したにも関わらず、お見合い結婚の離婚率は恋愛結婚の4分の1というデータもあるそうだ。
「身元をきちんと提出しているため、トラブルがほとんどないです。いわゆるダメンズなどは少ないです。一般的に結婚において男性のほうが、責任が重いでしょう? だから、根本的に男らしい人が多いです」
案外、一般世間で恋愛相手を探して結婚に漕ぎ着ける……という方がハズレを引く可能性が高いということだ。
結婚相手選びは、とにかく自分の意志が大事!!
「相手選びは、親や友達、メディアなどに自分の選択を左右させてはならないと思います。多くの人は『結婚したら幸せになれる』と思っていますが、そうではないですよね。人生いいときもあれば、悪いときもある。夫婦で『幸せの定義』を話し合って、微調整しながら、お互いの理想に向かって歩いていける。それが幸せな結婚だと思うんです。そういう話し合いができる関係性でいるためには、最初から『どう生きていきたいか』という話が、カップルの間でできていないと難しいのではないかと思うんですよね」
とはいえ、なかなか自分の人生を具体的に思い描いていくことは難しい。
しかも、世の中、アゲマンよりもサゲマンの方が多い気がするし、幸せな結婚生活を送っている人よりも、不幸な結婚生活を送っている人のほうが多い気がする。
「そうなんです。男の人を根本で恨んでいたり、信用していない人って案外多いんですよね。そういう女性に必要なことは、過去と決別することです。今まで別の男性と不幸な恋愛をして傷ついたかもしれない。でも、これから出会って結婚する人は別の男の人でしょう? とにかく、『私は結婚をして幸せになるんだ!』と決意することです」
実は「不幸」はラクチン!? 幸せは「大変」???
また大西さん曰く、
「不幸でいるほうがラクなんです。だって、いじけていられるし、愚痴も吐けるでしょう。幸せだと、いじけられないし、愚痴も吐けない。それに、不幸から抜け出して、幸せになるには、過去の自分を否定しなきゃいけない。自分を否定するって、なかなか難しいし、あまりしたくないこと。だから、不幸な人はみんな、ダメな自分を続けたい人でもあるんですよね」
つまり、不幸な過去を冷静に受け止め、その原因を自分の人生から排除し、具体的な理想の幸せを思い描き、夫婦ともにそこに向かって努力を重ね、微調整をしながら生きていく……。これが幸せな結婚を続けていくために必要なコトなのである。
これって、仕事のできる人の特徴でもあるような……。案外、仕事のできる勝ち組夫婦って、幸せな結婚生活を送っている人が多いのかもしれない!?
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